Alteryx関数シリーズキャッチ用

Alteryxで使用できる関数の「数学関数」の使い方をご紹介します

 

数学カテゴリの関数は、絶対値や自然対数、三角関数など数学的な計算が行えます。

数学カテゴリの関数一覧

やりたいこと 関数名 概要 対応するExcel関数
絶対値を取得 ABS(x) 絶対値を取得します ABS(x)
平均値を取得 Average(n1, n2, ...) 数値の平均値を取得します AVERAGE(n1, n2, ...)
AVERAGEA(n1, n2, ...)
中央値を取得 Median(n1, n2, ...) 1つ以上の数値の中央値を取得します MEDIAN(n1, n2, ...)
余りを取得 Mod(n, d) nをdで割った余りを取得します (整数演算) MOD(n, d)
乱数を取得 RAND() 0以上1未満の乱数を取得します(小数点) RAND()
乱数を取得 RandInt(n) 0 以上n未満の乱数を取得します(整数) RANDBETWEEN(0, n-1)
切り上げた値を取得 CEIL(x) x 以上の、最も小さな整数を取得します CEILING(x, 1)
切り捨てた値を取得 FLOOR(x) 小数点以下を切り捨てた値を取得します FLOOR(x, 1)
数値を四捨五入 Round(x, mult) 指定した桁数で四捨五入します ROUND(x, mult)
数値を動的に考慮して丸める SmartRound(x) 指定した数値を動的に有効桁数を考慮して丸めます -
平方根を取得 SQRT(x) 平方根を取得します SQRT(x)
底eのべき乗を取得 EXP(x) 自然対数の底eのべき乗を取得します EXP(x)
対数を取得 LOG(x) 任意の数値を底とする対数を取得します LOG(x)
常用対数を取得 LOG10(x) 常用対数を取得します LOG10(x)
べき乗を取得 POW(x, e) 数値のべき乗を取得します POWER(x, e)
円周率を取得 PI() 円周率 π(3.14...)を取得します PI()
正弦を取得 SIN(x) 正弦を取得します SIN(x)
余弦を取得 COS(x) 余弦を取得します COS(x)
正接を取得 TAN(x) 正接を取得します TAN(x)
逆正弦を取得 ASIN(x) 逆正弦を取得します ASIN(x)
逆余弦を取得 ACOS(x) 逆余弦を取得します ACOS(x)
逆正接を取得 ATAN(x) 逆正接を取得します ATAN(x)
逆正接を取得 ATAN2(y, x) x-y座標から逆正接を取得します ATAN2(x, y)
双曲線正弦を取得 SINH(x) 双曲線正弦を取得します SINH(x)
双曲線余弦を取得 COSH(x) 双曲線余弦を取得します COSH(x)
双曲線正接を取得 TANH(x) 双曲線正接を取得します TANH(x)

 

 

各関数の使い方とサンプル

ABS ・・・ 絶対値を取得します

ABS(x)

入力した値の絶対値を返します。値は正の数になります。

 

Sample

 

Average / Median ・・・ 平均値、中央値を取得します

Average(n1, n2, ...)

入力した1つ以上の数値(n1, n2, ...)の平均値を取得します。

Median(n1, n2, ...)

入力した1つ以上の数値(n1, n2, ...)の中央値を取得します。

 

Sample

 

Mod  ・・・ nをdで割った余り(剰余)を整数で取得します

Mod(n, d)

数値 n を d で割った場合の余り(剰余)を返します。余りが小数となる場合は、小数点以下が切り捨てられて整数になります。

また、割る数が0など、計算ができない場合はNullとなります。数値 d に小数点をしていした場合は 0 が返ります。

 

Sample

 

RAND / RandInt  ・・・ 乱数を取得します

RAND() 

0以上1未満の乱数を取得します(小数)。ワークフローを実行するたびに、異なる値が返ってきます。

RandInt(n)  

RandInt(n) は0以上 n 未満の乱数を取得します(整数)。ワークフローを実行するたびに、異なる値が返ってきます。

 

Sample

 

CEIL / FLOOR / Round / SmartRound ・・・ 指定した数値を丸めます

CEIL(x)

数値 x の小数点以下を切り上げて、x 以上の最も小さな整数を返します。

FLOOR(x)

数値 x の小数点以下を切り捨て、整数を返します。

Round(x, mult) 

数値 x をmult で指定した桁数で四捨五入します。mult が1なら1の位、0.1 なら少数点第1位を四捨五入します。

SmartRound(x)

数値 x を動的に有効桁数を考慮して丸めた値を返します。数値によって、返される桁数が異なります。

 

Sample

 

SQRT ・・・ 平方根を取得します

SQRT(x)

指定した数値 x の平方根を返します。指定した数値 x が負の数の場合はNullが返ります。

 

Sample

 

EXP / LOG / LOG10 ・・・ 自然対数、常用対数を取得します

EXP(x)

eを底とする 指定した数値x のべき乗を返します

LOG(x)

指定した数値 x の自然対数(底 をeとする)を返します。

LOG10(x)

指定した数値 x の常用対数(底 を10とする)を返します。EXP(x) で算出した値に対して LOG(x) をかけることにより、元の数値が算出されます。

 

Sample1

 

Sample2

下の例ではLOG関数を用いて、底が2、値が3の場合の Log₂3 を算出しています。

まず、それぞれ Log2 と Log3 の値をを算出します。

次に、Log2 / Log3 を求めると、Log₂3 が算出できます。

 

POW ・・・ べき乗を取得します

POW(x, e)

xを底とした指数eのべき乗を返します。

下の例の 1レコード目では、100の3乗の1000000が算出されています。2レコード目では、-100の3乗の-1000000が算出されています。

 

Sample

 

 

PI / SIN / COS / TAN ・・・ 円周率π、三角関数の値を取得します

PI()

円周率π(3.141593...)を取得します。

SIN(x) 

ラジアン単位の角度 x からSin の値を取得します。

COS(x)

ラジアン単位の角度 x からCos の値を取得します。

TAN(x)

ラジアン単位の角度 x からTan の値を取得します。

 

ラジアン単位の角度(= 弧度法)の値は、「度数法の角度°× π÷ 180」で取得できます。

下の例では、度数法からラジアン単位の角度Θを求めてから、ΘをもとにSIN、COS、TANを算出しています。

 

Sample

 

 

ASIN / ACOS / ATAN ・・・ 三角関数の逆関数の値を取得します

ASIN(x)

ASIN(x) は、ラジアン単位の角度 x から三角関数Sin の逆関数の値を取得します。x には、絶対値が1 以下の値を指定します。

ACOS(x)

ACOS(x) は、ラジアン単位の角度 x から三角関数Cos の逆関数の値を取得します。x には、絶対値が1 以下の値を指定します。

ATAN(x)

ATAN(x) は、ラジアン単位の角度 x から三角関数Tan の逆関数の値を取得します。x には、絶対値が1 以下の値を指定します。

 

Sample

 

SINH / COSH / TANH ・・・ 双曲関数の値を取得します

SINH(x) 

SINH(x) は、ラジアン単位の角度 x から双曲関数Sin の値を取得します。

COSH(x)

COSH(x) は、ラジアン単位の角度 x から双曲関数Cos の値を取得します。

TANH(x)

TANH(x) は、ラジアン単位の角度 x から双曲関数Tan の値を取得します。

上記三つの関数については、SIN(x) / COS(x) / TAN(x) と同様に使用します。

 

 

サンプルフロー ダウンロード

Formula_function_math 

 

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