【Alteryxアイコン200連発】動的リネームツール(Dynamic Rename Tool)

Alteryxツールアイコン「動的リネームツール」(Dynamic Rename Tool)をご紹介します

 動的リネームツール (Dynamic Rename Tool)

[開発者]カテゴリの[動的リネーム]ツールについて紹介します。

概要

このツールは、動的にフィールド名を変更するツールです。

入力データが複雑で綺麗な表敬式のデータではない場合、フィールド名すらもうまく取得できないケースが発生します。そのような場合に本ツールを使用すると効率的にワークフローを作成することが可能です。本ツールではフィールド名の変更の手段として様々な手法が用意されています。

できること:

  • 関数を用いたフィールド名の加工
  • フィールド名の前後に特定の文字列を付加する
  • フィールド名の前後から特定の文字列を削除する
  • レコードの最初の行をフィールド名として採用する
  • 新旧対応のリストを用いてフィールド名を変更する
  • フィールドの説明(Description)をリストから取得する

 

設定項目

本ツールは名前の変更モードによって設定が大きく異なるため、名前の変更モードごとに詳細を説明します。

  • 名前の変更モード
項目名 詳細内容
フォーミュラ 関数を用いて現在のフィールド名を加工します
接頭辞/接尾辞の追加 現在のフィールド名に対して一律で文字を追加します(前後どちらに追加するかを選択します)
接頭辞/接尾辞の削除 現在のフィールド名から一律で指定の文字列を削除します(前後どちらから削除するかを選択します)
データの最初の行からフィールド名を取得 現在のフィールド名を破棄し、データの最初の行の文字列をフィールド名として採用します
右入力のメタデータからフィールド名を取得 右入力のメタデータからフィールド名を取得します。フィールドの並びをそのまま使用してフィールド名として採用します。
右入力(R)データの行からフィールド名を取得 右入力のリストを元に、フィールド名を書き換えます。

新旧対応表として作成するか、左入力のデータを左から見たときの位置と、リストの上からの位置で書き換えるリストと2種類の方法が選択できます。

右入力(R)のメタデータからフィールドの説明を取得 右入力のメタデータから説明(Description)を取得します。フィールドの並びをそのまま使用して説明として採用します。
右入力(R)データの行からフィールドの説明を取得 右入力のリストを元に、フィールドの説明(Description)を書き換えます。

フィールド名と説明を対応させた対応表として作成するか、左入力のデータを左から見たときの位置と、リストの上からの位置で書き換えるリストと2種類の方法が選択できます。

 

名前の変更モード:フォーミュラ

関数を用いて一括でフィールド名を加工する機能です。関数はチェックが入っているすべてのフィールドに対して適用されます。

動的リネーム(フォーミュラオプション)

No 名称 詳細
1 対象となるフィールドを選択 処理対象となるフィールドを選択してください
2 計算式アシスト機能 式を作成する際のアシスト機能です
3 関数を入力する画面です。関数は、フォーミュラツールなどで利用する関数がそのまま利用できます。

本ツールならではの変数として[_CurrentField_]があります。フィールド名が取得できる変数となります。

例:"F_"+[_CurrentField_]

とすると、各フィールド名の頭に「F_」が付加されます。

 

名前の変更モード:接頭辞/接尾辞の追加

チェックが入っている現在のフィールドに対して、一律で文字を追加する機能です。前後どちらに追加するかを選択できるようになっています。

動的リネーム(接頭辞・接尾辞追加)

No 名称 詳細
1 対象となるフィールドを選択 処理対象となるフィールドを選択してください
2 追加文字列 追加する文字列を記載します
3 接尾辞・接頭辞選択 ②の文字列を追加する際にフィールド名の先頭に付加するか、最後に付加するかを選択します

  • 先頭の場合:接頭辞
  • 最後の場合:接尾辞

 

名前の変更モード:接頭辞/接尾辞の削除

チェックが入っているフィールドから一律で指定の文字列を削除する機能です。削除する文字列は、前後どちらから削除するかを選択する必要があります。フィールド名の途中にある文字列は削除できないため、そのような場合は名前の変更モードを「フォーミュラ」にして処理を行ってください。

動的リネーム(接頭辞・接尾辞削除)

No 名称 詳細
1 対象となるフィールドを選択 処理対象となるフィールドを選択してください
2 削除文字列 削除する文字列を記載します。大文字・小文字の区別はありません。
3 接尾辞・接頭辞選択 ②の文字列を削除する際にフィールド名の先頭の部分から削除するか、最後の部分から削除するかを選択します

  • 先頭の場合:接頭辞
  • 最後の場合:接尾辞
4 エラーレベル 条件に合致するフィールドがあった場合の動作について指定します。

  • 警告:「警告」としてメッセージを出力します(デフォルト)
  • エラー:「エラー」としてメッセージを出力します(処理を継続するかどうかはワークフローのオプションに依存します)
  • 無視:メッセージ等を出力しません

※メッセージの内容は「いくつかのフィールドは名前が変更されませんでした」となります

 

名前の変更モード:データの最初の行からフィールド名を取得

現在のフィールド名を破棄し、データの最初の行の文字列をフィールド名として採用する機能です。データソースのフィールド名が1行目にないような場合に利用します。

1行目をフィールド名にする(イメージ画像)

動的リネーム(1行目をフィールド名とする)

No 名称 詳細
1 対象となるフィールドを選択 処理対象となるフィールドを選択してください
2 エラーレベル フィールドがない場合の動作について指定します。

  • 警告:「警告」としてメッセージを出力します(デフォルト)
  • エラー:「エラー」としてメッセージを出力します(処理を継続するかどうかはワークフローのオプションに依存します)
  • 無視:メッセージ等を出力しません

 

名前の変更モード:右入力のメタデータからフィールド名を取得

右入力のメタデータからフィールド名を取得する機能です。フィールドの並びをそのまま使用してフィールド名として採用します。フィールドのタイプやサイズも適用することができるため、テンプレート的に右入力へ入力するようなイメージとなります。

設定よりデータの作り方に注意する必要があります。

右入力のメタデータを適用するイメージ

動的リネーム(右入力のメタデータからフィールド名を取得)

No 名称 詳細
1 エラーレベル フィールドがない場合の動作について指定します。

  • 警告:「警告」としてメッセージを出力します(デフォルト)
  • エラー:「エラー」としてメッセージを出力します(処理を継続するかどうかはワークフローのオプションに依存します)
  • 無視:メッセージ等を出力しません
2 フィールドのタイプとサイズを変更する 右入力のフィールドのタイプとサイズを左入力のデータに適用するオプションです。

右入力側のサイズが左入力に格納されているデータより小さい場合は、データが切り捨てられます。また、データのタイプも同様で、例えば左入力がDouble型であるフィールドにInt64型などを適用すると小数点以下が切り捨てられます。

このオプションを有効にする場合は、データを破壊する可能性があるため、運用に気をつける必要があります。

 

名前の変更モード:右入力(R)データの行からフィールド名を取得

右入力のデータの行からフィールド名を取得する機能です。新旧対応表として作成するか、左入力のデータを左から見たときの位置と、リストの上からの位置で書き換えるリストと2種類の方法が選択できます。

左からの位置でリネーム

新旧リストでリネーム

右入力のデータの行からフィールド名を取得

No 名称 詳細
1 エラーレベル フィールド名の数が一致しない場合の動作について指定します。

  • 警告:「警告」としてメッセージを出力します(デフォルト)
  • エラー:「エラー」としてメッセージを出力します(処理を継続するかどうかはワークフローのオプションに依存します)
  • 無視:メッセージ等を出力しません
2 列の古いフィールド名 「-位置のリネームを使用する-」を選択すると、R入力の上からの順番をL入力の左からの順番とみなし、「列の新しいフィールド名」で指定したフィールドの値で置き換えます。

右入力のフィールド名を指定すると、左入力のフィールド名が一致したレコードの「列の新しいフィールド名」の値で置き換えます。

3 列の新しいフィールド名 新しく適用するフィールド名が記載されている右入力のフィールド名を指定します

 

名前の変更モード:右入力(R)のメタデータからフィールドの説明を取得

右入力のメタデータからフィールドの説明(Description)を取得する機能です。フィールドの並びをそのまま使用してフィールドの説明として採用します。

設定よりデータの作り方に注意する必要があります。

左からの位置で説明を貼り付けイメージ

右入力のメタデータからフィールドの説明を取得

No 名称 詳細
1 エラーレベル フィールド名の数が一致しない場合の動作について指定します。

  • 警告:「警告」としてメッセージを出力します(デフォルト)
  • エラー:「エラー」としてメッセージを出力します(処理を継続するかどうかはワークフローのオプションに依存します)
  • 無視:メッセージ等を出力しません

 

名前の変更モード:右入力(R)データの行からフィールドの説明を取得

右入力のデータの行からフィールドの説明を取得する機能です。対応表として作成するか、左入力のデータを左から見たときの位置と、リストの上からの位置で書き換えるリストと2種類の方法が選択できます。

リストで説明を貼り付けイメージ

右入力のデータからフィールドの説明を取得

No 名称 詳細
1 エラーレベル フィールドの数が一致しない場合の動作について指定します。

  • 警告:「警告」としてメッセージを出力します(デフォルト)
  • エラー:「エラー」としてメッセージを出力します(処理は継続されます)
  • 無視:メッセージ等を出力しません
2 列のフィールド名 「-位置のリネームを使用する-」を選択すると、R入力の上からの順番をL入力の左からの順番とみなし、「列の新しい説明」の値で置き換えます。

右入力のフィールド名を指定すると、左入力のフィールド名が一致したレコードの「列の新しい説明」フィールドの値に置き換わります。

3 列の新しい説明 新しく適用する説明が記載されている右入力のフィールド名を指定します

 

サンプルワークフローダウンロード

DynamicRename_Sample 

 

※Alteryx Designer 2019.4.8.22007時点の情報です

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