【Alteryxアイコン200連発】転置ツール(Transpose Tool)

Alteryxツールアイコン「転置ツール」(Transpose Tool)をご紹介します

 転置ツール(Transpose Tool)

[変換]カテゴリの[転置]ツールについて紹介します。

概要

このツールは水平に持っているデータを縦に持つようにピボットを行うツールです。

設定方法

実例を交えて説明します。次の様に横軸に時間軸(四半期)を持つテーブルがあるとします。

店舗名 1Q 2Q 3Q 4Q
東京本店 12000 11000 14000 7000
大阪支店 9000 8000 13000 10000
名古屋支店 7500 10000 12000 9000

この様な形式のデータは人が参照するには分かりやすいですが、時間軸を横に持つため時間経過とともにフィールドの追加などの可能性が高く、データベースとして扱うには不向きです。データベースとして扱いやすいよう、「転置ツール」を使って時間軸を縦に持つ形に変更したいと思います。

 

データを入力につなぎ設定画面を開くと、フィールド名が表示されます。「キーフィールド」「データフィールド」をそれぞれ必要に応じてチェックしましょう。

・キーフィールド

チェックしたフィールドは変換されません。今回は「店舗名」は縦軸にデータを持っていますので「店舗名」をキーフィールドとするためにチェックします。

・データフィールド

チェックしたフィールドが変換対象となります。データフィールドとしてチェックしたフィールドはフィールド名を「Name」、データを「Value」フィールドに格納する形になります。今回は「1Q」「2Q」「3Q」「4Q」をチェックします。

 

以上を設定し実行した結果です。

時間軸が縦となりました。

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