【Alteryxアイコン200連発】License APIツール(License API Tool)

Alteryxツールアイコン「License APIツール」(License API Tool)をご紹介します

 

License APIツール(License API Tool)

[開発]カテゴリの[License API作成]ツールを紹介します。

概要

このツールはAlteyrxのLicense PortalのAPIを簡単に利用できるマクロです。入手は、Alteryx MARKETPLACE からとなります。

このツールは入力用に2アンカー(いずれもオプションアンカーのため、必ずしも接続する必要はありません)、出力用に4アンカーあり、それぞれ、以下の情報を入出力できます。

 

認証用データ入力アンカー(A入力)、パラメータデータ用入力アンカー(D入力)については、設定項目のところでご紹介します。

主に使うのは、Success出力(S出力)となります。こちらから欲しい情報を得ることができます。

 

設定項目

License APIツールの設定は、認証設定とAPI設定の大きく2つに別れています。それぞれ、「フィールドの値を使用」オプションにより、オプション入力に設定した値を使って動的なワークフローにすることも可能です。

認証設定

項目 内容
ベースURL デフォルトで入力される値を使用してください
認証URL デフォルトで入力される値を使用してください
リフレッシュトークン License Portalから入手可能なトークンを入力します

 

API設定

項目 内容
メソッドを選択 GET/POST/PATCH/DELETEから選択します。

それぞれ、選択したエンドポイントに応じた動きをしますが、おおむねGETは情報の取得、POSTはLicense Portalへの登録、Patchは情報の修正、Deleteは削除に利用します。詳しくはAPIのドキュメントを参照してください。

エンドポイントを選択 11個のAPIから選択します。それぞれのエンドポイントに対して機能が割り振られています。例えば、「/v1/devices」でGETをすると、ライセンスがアクティベートされているデバイス情報を受け取ることができます。

※APIのドキュメントはこちら

 

なお、多くのエンドポイントで、Account番号(OG-XXXXX)が必要となります。

 

出力内容

A出力:認証情報出力

ツールに設定している項目がそのまま出力されます。

  • AccessToken
  • baseURL
  • authURL

 

S出力:Success出力

設定したエンドポイントによって出力内容は異なりますが、本ツールで設定したエンドポイントに応じた出力が得られます。なお、エラーになった際はここには何も出力されず、エラー内容がF出力側に出力されます。

 

F出力:Failure出力

設定したエンドポイントでエラーが発生した際、エラー内容はこちらに出力されます。

 

L出力:LOG出力

エンドポイントに対してアクセスした認証データやパラメータなどの設定内容およびエンドポイントから返された結果(生のJSON)などが出力されます。

 

まとめ

  • 新しくなったLicense PortalではAPIが実装されましたが、そのAPIを手軽に操作できるツールです
  • 入手はAlteryx MARKETPLACEから行います
  • ダウンロードツールをつかわずとも、簡単にDesignerでLicense Portal APIが利用可能になります

 

※Alteryx Version2023.1.1.281 パッチ: 3 時点での情報です

 

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