ThoughtSpotウェビナー「SpotMap」(2026年7月)について

ThoughtSpotウェビナー「SpotMap」(2026年7月)についてご紹介いたします

AkimasaKajitaniです。本ブログ記事は、2026年にSpotMapという新たに始まったウェビナーシリーズの内容についてブログに書いているシリーズです。

 

SpotMapウェビナーって何?

SpotMapウェビナーは、ロードマップをご紹介するウェビナーシリーズとなっており、毎月第一木曜日に開催されます。ThoughtSpotの製品分野として6つあり、年2回ずつ行われる、とのことです。

SpotMapへの登録はこちらのリンク からできます。

今回の録画はこちら から。

 

2026ガートナーMagic Quadrant

2026のガートナー社の市場調査「Magic Quadrant」のAnalyticsとBI部門にて、3年連続ThoughtSpotはリーダーとなりました。おめでとうございます!

 

今回のアジェンダ

SpotMapシリーズはSpotterの紹介から始まりましたが、様々な機能のロードマップを経て、再びSpotter周りのアップデートに戻ってきました。

最初のスライドでは、現状の機能の復習から入ります。

 

  • 構造化データと非構造化データの統合
  • 新しい分析スキル
  • 信頼できる思考のパートナー

 

ロードマップ

 

Spotterのロードマップの三本柱がこちらです。コンテキスト、利用体験、どこでも(Everywhere)。

  • コンテキスト
    • Spotterインストラクション
    • Spotter Memory
    • Spotter Analyst
  • 利用体験(Experience)
    • オンボーディング体験
    • PDFへのエクスポート
    • 会話の共有
    • チャートの向上とコントロール
  • どこでも
    • TSEのためのマネタイズSpotter
    • きめ細やかな展開(Granular control on Rollout)
    • SlackとTeams体験のアップデート

まずは、コンテキストのお話からです。精度向上という観点では一番重要なものであり、業界で最も話題になっているキーワードの一つがコンテキストです。

 

Spotterインストラクション

Spotterに対して、組織全体に対して指示ができる「Spotterの手順」(日本語のUIの場合)ができるようになりました。

 

Memory(Spotter Memory)

Spotter Memoryはすでに26.5でアーリーアクセスで提供されています。26.5で提供されたのはライブボードを読み込んで、これを「正しい答え」として記憶するものです。LLMの世界ではGolden Queryという機能に該当します。つまり、すでにある資産をうまくLLMの精度を高めるために使える、ということです。

非常に面白いのは、Spotterに「What do you have in memory related to this dataset」(このデータセットに関連するMemoryは何ですか?)と聞くと、それに答えてくれる、ということです。実際にデモの中で、以下のような回答が得られていました。

 

 

さらに、どのようにそれぞれのものが定義されているか、をSpotterに説明させることができます。たとえば、「Spotter 3のMAU adoption」について聞いています。

 

見事にその定義について返答が返ってきます。どのようなフィルターがかかっているのか、などビジネス的な定義も含んでいるようです。

他にも例として、以下のように「チケットの再オープン率」を聞いています。

 

無事に答えが得られました。

 

 

これをどのように計算したか聞くと・・・ちゃんと答えてくれます。

 

 

ブラックボックスになりがちなLLMの回答を明らかにできています。

なお、以前Spotterコーチングといっていたのはどうなったのでしょうか?機能的には以前コーチングの中にあった参照質問、ビジネス質問というのがメモリの中に入ったイメージで、メモリのソースとしてライブボード、参照質問、ビジネス質問になった、という形になります。ドキュメントとしては、コーチングするために、インストラクションがあったりメモリがあったり、ということですが、若干ドキュメントと製品の中の記載がちぐはぐになっているようです。

 

Spotter Analyst

 

Spotter Analystは26.7で提供開始されていますが、これは専用の用途で使うためのカスタマイズされたSpotterです。つまり、データソースを固定化し、専用のインストラクションを設定し、特定の用途向けに使えるようにします。作ったアナリストは、他のメンバーに共有することもできます。

例えばF1アナリストを作りましょう。以下のように名前、Description、インストラクション、データソース、コネクターを指定できます。

 

 

いろいろと登録していくと、以下のように様々な専用のアナリストができあがる、というわけす。

 

 

次は、体験、ということですが、様々な改良が入ります。それぞれ、26.8での提供予定です。

 

 

利用促進のためのベストプロンプト(Surface best prompt to help adoption)

初心者は、単なるチャットボックスだけしかないと、何を質問してよいかわからない、という声もあり、サンプル質問を設定できるようになりました。これで、AIに慣れていない方、初心者の方が利用しやすくなります。

実際の利用方法としては、以下のように、チャット画面に「Quick Search」というボタンが現れ、ここであらかじめ設定している質問を選択できます。

 

デモによると、以下のように設定が可能なようです。

 

 

スマートビジュアライゼーションレンダリング(Smart Visualization Rendering)

SpotQLにより、最適化されたチャートを提供する機能とのことです。デモを見た限りでは、今までのThoughtSpotのチャートとは異なるチャートが使われているように見えます。実際にどんなものになるかは出てきて確認が必要かと思います(雰囲気的にはJavaScriptのチャート・・・?)。

 

デモでは、上のグラフで、凡例部分をクリックすると、クリックしたものが消えるようになっていて、動的にチャートをさわれるようになっていました。

 

コラボレーションのための共有(Collaboratie Sharing)

会話自体を共有したり、PDFにダウンロードできる機能です。

 

 

 

Monetize Spotters(マネタイズSpotter) 26.9提供予定

これはTSE(外部の組み込み)向けの機能ですが、「月500問までは無料、それ以上はプランのアップグレードが必要」といった上限設定や従量課金モデルを構築できる透明性の高い管理メカニズムを提供するようです(2026年9月予定)。

 

Granular Rollout

OrgごとにSpotterの設定ができる、という機能です。26.7で提供開始されています。

 

Slack & Teams 統合

もともとSpotterをSlackやTeamsに統合して使うことができていますが、さらにUI/UXが改良されるとのことです。こちらは、26.8で提供予定です。

また、最後に、Spotterのパフォーマンス向上にも取り組んでいると発表されました。30%程度速度向上があるとのことです。これは、7月下旬から8月にかけてのリリースとのことです。

 

まだまだSpotterのバージョンアップは止まりません!

 

 

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