【ThoughtSpot】アップデート情報(2026/8 - 26.8.0.cl)

ThoughtSpotのアップデート情報をご紹介します(2026年8月 26.8.0.cl)

 

ThoughtSpot 26.8.0.clのアップデート情報をご紹介します。2026年2月のアップデートからバージョン番号の付け方が代わり、頭の数字は西暦の下2桁、次の数字は月を示すようになりました。

なお、このページは随時アップデートされる可能性がありますのでご了承ください。

今回、いくつかの機能が削除されています。

  • 「このライブボードを検索可能にする」と「この回答を検索可能にする」のチェックボックスの削除
  • 1時間未満の感覚でライブボードを表示するスケジュール機能の削除

とうとうSpotterModelがGA(商用リリース)です!

 

今回からブログの書き方をマイナーチェンジしますのでご了承ください。

 

GAもしくは機能強化

タイトル 概要
コマンドパレットの機能強化(Command palette enhancements) 検索結果の関連性によるランク付け、/navigateフィルタによる権限に応じた画面遷移、初回ユーザー向けガイダンス、最新デザインシステムに合わせたUI刷新など。
シームレスなLiveboard PDF体験(Continuous Liveboard PDF experience) ページ分割をなくし、オリジナルのLiveboardレイアウトをそのまま保持してエクスポートできるPDFダウンロード機能。
タイムゾーンを考慮したキーワード(Timezone-aware keywords) 「今日」「昨日」「過去7日間」といった相対的な日付フィルターが、ユーザーのローカルビジネス時間に合わせて世界中どこでも正しく反映される機能。
SpotterModel テーブル選択、結合の作成、カラム選択を自動化し、分析にすぐに使える最適化されたデータモデルをAIで包括的に生成する機能。
Spotterスタータープロンプト(Spotter starter prompts) 初回ユーザー向けに、あらかじめ用意した質問やディープアナリティクスのプロンプトを「最初の検索オプション」として表示・案内できる機能。
Spotterトレーニングメモリーの環境間の移行(Migrate Spotter training memory across environments) Spotterのトレーニングメモリをエクスポートし、Rest APIで別の環境にインポートする機能。
自動生成されたビジネス用語の削除(Removal of auto-generated business terms) 会話からコーチングを追加する最終ステップにあった「自動生成ビジネス用語機能」は廃止されました。代わりに手動で追加することが可能です。
管理者設定の機能強化(Admin settings enhancements) マルチOrgのエンタープライズ展開に合わせ、ユーザー/Org管理、機能管理、アプリケーション設定、システム監視などを統合・刷新したクリーンな管理画面。
参照質問とビジネス用語におけるカラムエイリアス(Column aliases in reference questions and business terms) 基盤となるモデルで構築されたカラムエイリアス(例:英語名に対してスペイン語のエイリアスを設定)が、ユーザーのロケールに応じて自動適用される機能。
カラムエイリアスユーザー定義フィールド(UDF)(Column alias user-defined field (UDF)) 所属グループや言語に合わせて、UDFカラムに文脈に応じた表示名を定義できる機能。モデルの複製を作らずに複数ロケールに対応可能。
Liveboardとスケジュールの個別ダウンロード権限(Split download permissions for Liveboards and schedules) セキュリティ強化のため、ビジュアルダウンロード(PDF/PNG)とデータエクスポート(XLSX/CSV)の権限をそれぞれ独立して管理者に割り当てられる機能。
カラムセキュリティルール(Column security rules) 列レベルでのデータセキュリティルールが利用可能(※オプトイン機能のためサポートへの連絡が必要)。
新しい接続体験(New connection experience) ソース選択、設定、データベース選択、テーブル選択の4ステップでスムーズに接続をセットアップできる再設計されたワークフロー。
ClickHouse接続(ClickHouse connection) ClickHouseデータベースへのデータ接続が正式にサポート。

 

アーリーアクセス

タイトル 概要
SpotterVizインサイトタイル(SpotterViz insight tiles) Liveboard上にAIが生成したテキスト分析を表示するタイル。データからシグナルを抽出したり、フラグを立てる条件をプロンプトで定義できます。
Spotterアナリスト(Spotter Analysts) 特定のチームやユースケースに合わせて、データモデルやカスタム指示、コネクタなどのコンテキストを事前設定できるガバナンスの効いた専用AIアシスタント機能。
パーソナライズされたビューの機能強化 (Personalized views enhancements)
LiveboardのTMLを環境間で移行する際、エンドユーザーが作成した個別ビューをスマートマージで保護し、上書きを防止する機能。
Snowflake Semantic 統合機能拡張(Snowflake semantic integration enhancements) SnowflakeのSemanticビュー統合機能に、機能が3つ追加。新しいインラインエディター、新しいUI、アップデートのインポート。

 

ベータ

今回はなし

 

以下、いくつかの機能についてピックアップしてお伝えします。

 

機能詳細

コマンドパレットの機能強化(Command palette enhancements)

「/navigate」でナビゲートが出る、とありますが、日本語UIの場合は「/ナビゲート」と日本語で入力する必要があります。

 

 

これで「ナビゲート」をクリックすると、わーっと一覧でできることが開きます。

 

 

検索結果自体は、関連性に基づいてランク付けされるようになったようです。

詳細については、 「コマンドパレット」 を参照してください。

 

シームレスなLiveboard PDF体験

ライブボードのPDFダウンロードの際に「PDF(連続的な)」というオプションが追加され、GAとなっています。

 

 

このオプションを使うと、ライブボード上のチャートごとにページが個別に出力されていましたが、WEB上での見た目の通り、区切りがなくなります。印刷には向きませんが、見た目そのままで確認したいときは良いオプションです。これまで通りのPDFで出力したい場合は、「PDF(A4)」というオプションが利用できます。

詳しくは、 「ライブボードのダウンロード」 をご覧ください。

 

タイムゾーンを考慮したキーワード(Timezone-aware keywords)

時間に関するキーワードの一部、「今日」「昨日」などが、タイムゾーンを考慮して反映されるようになりました。今までは、お使いのThoughtSpotのインスタンスの設定に基づいてこれらのキーワードが動作していました(デフォルトではUTCで、サポートに連絡することでJSTに変更が可能です)。

詳細については、 「タイムゾーン対応キーワード」 をご覧ください。

もっと詳しくメカニズムを知りたい場合は、Developerのドキュメント をごらんください。

 

SpotterModel

ようやくSpotterModelがGAです。

詳細については、 SpotterModel を参照してください。

 

Spotterスタータープロンプト

(Spotter starter prompts)

Spotterを開いたときに気軽に選択し、ユーザーが迷わないようにするための初期質問を追加できるようになりました。各モデルにて、「スタータープロンプトを管理」から追加できます。

 

 

スタータープロンプトは、初期状態では自動的にAIが作ってくれます。「管理」から「カスタムプロンプトを追加」をクリックしてみてください。

 

 

「カスタムプロンプトを追加」をクリックすると、AIが作成してくれます。

 

 

英語なのが惜しいポイントですが、日本語に翻訳すれば十分使えるかと思います。

 

管理者設定の機能強化(Admin settings enhancements)

管理者画面が、マルチテナントに対応した管理者設定画面に更新されました。バージョンアップと同時に適用されるわけではなく、順次配信となるようです。

基本的に四つの主要セクションに分割され、「ホーム」「管理」「構成」「モニター」に分割されるとのことです。

 

カラムエイリアスユーザー定義フィールド(UDF)(Column alias user-defined field (UDF))

ThoughtSpotをグローバル展開しているような場合に、列名や列の説明を翻訳したものをCSVでアップロードすることで、モデルをコピーして複数作らずとも対応できるようになっています。

つまり、データワークスペースにて、モデルを開き、3点メニューから「翻訳をアップロードする」というメニューから可能です。

 

詳細はこちら

 

Liveboardとスケジュールの個別ダウンロード権限(Split download permissions for Liveboards and schedules)

ダウンロードの際に、ビジュアルのダウンロードの権限と、Excel/CSVのダウンロードの権限が分割されました。これによりさらに細かく制御可能になりました。

RBACをオンにしている場合は、ロール作成の際に、以下のような権限に分かれていることが確認できます。

 

 

機能詳細(アーリーアクセス)

 

SpotterVizインサイトタイル(SpotterViz insight tiles)

26.7でベータ機能だったインサイトタイルが早くもアーリーアクセスです。以前は、SpotterVizにインサイトタイルの追加をお願いしていましたが、26.8ではライブボードの編集画面から追加でインサイトタイルを追加できるメニューが追加されました。

 

 

ただし、ここでインサイトタイルを追加しても、SpotterVizに自動的にプロンプトが流れるようになっていて「このタブに対してインサイトタイルに表示できる内容は何ですか?」というプロンプトが追加されるので、あとはSpotterVizと相談しながら追加してください。

詳細については、 SpotterViz を参照してください。

 

Spotterアナリスト(Spotter Analysts)

26.7でベータ機能だったSpotterアナリストも早くもアーリーアクセスです。Spotterアナリストは利用するデータモデルを固定し、利用できるコネクタを固定し、専用のインストラクションを設定した専用のSpotterとなります。作ったアナリストはほかの人に共有も可能です。

Spotterを開くと、アナリストのセクションが表示されるようになりました。ここで「すべて表示」から新しいアナリストを作成することができます。

 

 

共有されたもの、作ったものが表示されます。ここで新規作成してみましょう。

 

 

以下のように、名前、記述、指示、データソース、コネクタを自分で設定可能な画面が出てきます。これらを適切に記載することで、専用のアナリストを作成できます。

 

 

詳細については、 「Spotter アナリスト」 を参照してください。

 

パーソナライズされたビューの機能強化(Personalized views enhancements)

パーソナライズされたビューというのは、ライブボードにてフィルターを変更した際に、「ビューを保存」というのが出ます。

 

 

これを保存することで、複雑なフィルター設定などを各個人で呼び出すことができます(フィルター設定を共有することもできます)。

 

 

それをTMLで環境移行する際に、今まではまるっと上書きされていましたが、guidを見て更新するもの、追加するものを区別してうまく更新されるようになった、ということです(スマートビュー機能)。

実際のTMLでは以下のようになっています。

 

 

Snowflake Semantic 統合機能拡張

 

すでにSemantic統合が完了しているモデルについて、「セマンティック更新をインポート」機能が追加されました。データワークスペースの「セマンティック統合」から、過去に統合を完了したものの一覧が表示されますが、この3点メニューから更新が可能になっています。

 

実際に実行すると、以下のようにインポート元、先、が表示されます。

 

 

※ThoughtSpot バージョン26.8.0.cl-94時点の情報です(2026/08/03)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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