【ThoughtSpot】アップデート情報(2026/5 - 26.5.0.cl)

ThoughtSpotのアップデート情報をご紹介します(2026年5月 26.5.0.cl)

 

ThoughtSpot 26.5.0.clのアップデート情報をご紹介します。2026年2月のアップデートからバージョン番号の付け方が代わり、頭の数字は西暦の下2桁、次の数字は月を示すようになりました。

なお、このページは随時アップデートされる可能性がありますのでご了承ください。

 

注意:26.6にてSageが削除され、自動的にSpotter2にアップグレードされるとのことです。

 

GA(正式リリース)になった機能

  • クラスターについて
  • ライブボードで回答を編集する
  • KPIチャートの設定
  • コレクション
  • TMLによるコレクションのサポート
  • カスタマイズ可能なホームページのお知らせ
  • ライブボードのPDFダウンロード機能に「連続的」オプションが追加(直訳:継続的なライブボードPDF体験)
  • Spotterウェブ検索コネクタ
  • Snowflakeドライバーのアップデート
  • ログインアクティビティ追跡
  • TS:AIおよびBI統計データモデルに対するグループ権限
  • パブリッシングワークフロー
  • 探索ワークフローフィルターにおける行レベルセキュリティのサポート

 

クラスターについて

ヘルプメニューのバージョン情報にて、お使いの環境のバージョンやタイムゾーンを確認できるようになりました。

 

 

ライブボードで回答を編集する

ライブボード編集画面にて、各回答(Answer)をクリックすると、「編集」ボタンが表示されるようになりました。これをクリックするとそのままAnswerの編集画面に移行できます。

 

 

KPIチャートの設定

KPIチャートのオプションが追加されました。

 

  • 異常値に異なる色が設定され、期待値より高いか低いかわかるようになりました

 

 

  • Null値を「0」または「データが見つかりません」と表示されるようになりました

 

 

コレクション

10.15でベータとして提供されていたコレクション機能がGAになりました。

 

 

コレクションを使うと、オブジェクトを階層構造で整理することができます。コレクション自体を他のメンバーやグループと共有することもできます。詳細はマニュアル を見ていただいた方が良いかと思います。

つまり、以下のようにコレクション内に好きなオブジェクトを配置することができます。

 

 

TMLによるコレクションのサポート

TMLでコレクションをインポート・エクスポートすることができます。コレクション内のライブボードなども一括してエクスポートが可能です。

 

カスタマイズ可能なホームページのお知らせ

管理者向けの機能ですが、全ての組織の管理設定で、「ホームページ&アプリ体験」の「お知らせ」をカスタマイズ可能になりました。

 

 

「有効化」をクリックすると、お知らせの編集画面が出てきます。

 

 

これを「公開する」と、以下のようにトップページに固定したお知らせを出すことができます。

 

 

ライブボードのPDFダウンロード機能に「連続的」オプションが追加(直訳:継続的なライブボードPDF体験)

なぜかリリースノートではベータマークがついていますが、GAの機能です。あと、直訳するとわかりにくいですが、「ライブボードのPDFダウンロード機能に「連続的」オプションが追加」となります。

これまで、ライブボードからPDFをダウンロードする場合、ページ区切りのあるいわゆる印刷向きの機能でしたが、「連続」というオプションが加わり、よりライブボードの見た目に近い形でダウンロードできるようになりました。

 

 

このオプションを選択すると、以下のような設定が可能です。

 

 

Spotterウェブ検索コネクタ

SpotterのMCP機能で、「Web Search」がデフォルトで準備されるようになりました。有効化するには、管理者メニューの「ThoughtSpot AI」の「Spotterコネクター」にて「Web Search」をオンにしてください。

 

 

 

Snowflakeドライバーのアップデート

Snowflakeドライバのバージョンが4.0.1に更新された、とのことです。各ドライバのバージョンは、こちら に掲載されているようです。

 

ログインアクティビティ追跡

システムモデルに「ユーザーのログインアクティビティを追跡するためのモデル「TS: Login Activity Tracking」が追加されました。

 

 

TS:AIおよびBI統計データモデルに対するグループ権限

システムモデル「TS: AI and BI Stats」に「Group Privileges」が追加されました。

 

 

公開ワークフロー(パブリッシングワークフロー)

組織間のパブリッシング機能がGAになりました。これにより、プライマリ組織で作成したオブジェクト(ライブボードやモデル)を他の組織に直接公開できるようになります。5月のSpotMapウェビナーでもロードマップを含めて公開されています。

 

探索ワークフローフィルターにおける行レベルセキュリティのサポート

探索ワークフローフィルターにおける行レベルセキュリティのサポートが一般提供(GA)になりました。検索候補は引き続きインデックス機能を活用します。

 

ベータ機能

今回はありません

 

アーリーアクセス機能

  • Spotter Viz
  • スケジュール設定の「今すぐ送信」オプション
  • モデル共有機能の強化
  • Spotterメモリ
  • 列プロパティの同期
  • Snowflakeセマンティックビューの統合
  • dbt MetricFlowとの連携

 

Spotter Viz

26.4時点でアーリーアクセス扱いだったと思いますが、今回もアーリーアクセスに入っています。

Spotter Vizはライブボード作成エージェントです。日本語で指示すれば、ライブボードができあがります。データのソートなどの細かい設定や色合いの変更まで対応しています。

詳細は弊社TechBlogで公開していますので、こちらを参照ください。

 

スケジュール設定の「今すぐ送信」オプション

ライブボードのスケジュール送信に、「今すぐ送信」機能が追加されました。左下のボタンをクリックしてください。

 

 

すると、以下のように自分宛て、もしくは設定済みの受信者に送信することができます。

 

 

自分宛てにすれば、スケジュールを待たずともどんなものが送られてくるかを確認することができます。

 

モデル共有機能の強化

編集権限でモデルを共有すると、参照されているすべてのテーブルとビューへの表示権限が自動的に含まれるようになりました。これにより、アクセスエラーが発生する可能性がなくなります。

この機能を有効にするには、管理者メニューにて早期アクセス機能からオンにする必要があります(「新しいモデル共有」というオプションです)。

 

Spotterメモリ(直訳:スポッターの記憶)

Spotterの精度向上のための機能で、以下の2つの機能から学習できます。

  • 会話から学ぶ
  • ライブボードから学ぶ

データワークスペースには「Spotterメモリ」というメニューがあり、この中のメモリソースという部分から追加することができます。

 

 

ライブボードから学習をクリックすると、ライブボードの選択画面に遷移します。

 

 

コンテキストを追加し、作成します。

 

 

メモリの作成には時間がかかるようなので、後から見に行きましょう。

完成すれば、以下のように見ることができます。

 

 

詳細メニューからはJSON形式でメモリをダウンロードすることができます。

技術的には、AIを使った自然言語をSQLに変換するText-to-SQLではGolden Queryと呼ばれるリファレンス的なSQLを登録することで変換精度をあげる技術がありますが、これと似たコンセプトかと思われます。

 

列プロパティの同期

ThoughtSpotでは、カラムのプロパティはモデルを作成する時に一度だけテーブルからコピーされていました。モデルの設定画面で、「同期する」をオンにすると、直近のデータソースから特定のプロパティが変更時にコピーされるようになります。

 

 

詳細はこちら をご覧ください。

 

Snowflakeセマンティックビューの統合

Snowflakeのセマンティックモデル定義をインポートする機能が追加されました。

 

 

有効化する場合、ThoughtSpotのサポートに連絡する必要があります。

 

dbt MetricFlowとの連携

ThoughtSpotは、dbt MetricFlowに比率指標のサポートを導入しました。これにより、dbtから数式、メジャー、ディメンション、メトリックなどのセマンティック定義をインポートできるようになります。これにより、dbtとThoughtSpotで別々のモデルを管理する必要がなくなります。

 

Analyst Studio

  • データセット名の変更と削除の同期
  • ThoughtSpot Analyst Studioのユーザーとグループの同期

 

データセット名の変更と削除の同期

Analyst StudioとThoughtSpot間でデータセット名の変更とデータセットの削除が同期するようになりました。

 

ThoughtSpot Analyst Studioのユーザーとグループの同期

以下リリースノートからの引用です。

  • 新しい Analyst Studio ワークスペースが作成されると、リンクされている ThoughtSpot 組織のユーザーとグループが Analyst Studio 内に作成されます。
  • ThoughtSpotで作成されたユーザーとグループは、Analyst Studioにも作成されます。
  • Analyst Studioの権限は、ThoughtSpotでユーザーに付与されている権限に基づいて決定されます。
  • ThoughtSpotにおけるユーザーグループのメンバーシップは、Analyst Studioにも正確に反映されます。
  • ThoughtSpotからグループを削除すると、そのグループはAnalyst Studioワークスペースからも削除されます。
  • ThoughtSpotからユーザーが削除された場合、またはAnalyst Studioへのアクセス権を失った場合、対応するAnalyst StudioユーザーもAnalyst Studioワークスペースへのアクセス権を失います。

基本的には、ThoughtSpot間とAnalyst Studio間でグループとユーザーが同期するようになった、ということです。

 

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