【ThoughtSpot】アップデート情報(2026/2 - 26.2.0.cl)

ThoughtSpotのアップデート情報をご紹介します(2026年2月 26.2.0.cl)

ThoughtSpot 26.2.0.clのアップデート情報をご紹介します。2026年2月のアップデートからバージョン番号の付け方が代わり、頭の数字は西暦の下2桁、次の数字は月を示すようになりました。

なお、このページは随時アップデートされる可能性がありますのでご了承ください。

 

今回の目玉はアーリーアクセスながらもSpotter3かと思います。かなり大幅にパワーアップしていますので、管理者メニューから機能をオンにし、ぜひお試しください。

また、アーリーアクセス機能もてんこ盛りです!

GA(正式リリース)になった機能

ライブボードのスタイリングとグループ化

ライブボードのスタイリングとグループ化は10.15でアーリーアクセスでしたが、早くもGAになりました。これによりライブボードが以前よりスタイリッシュに作成できるようになっています。できるようになった機能としては、

  • 回答のグループ化
  • 説明部分の表示のオンオフ
  • グループタイトル部分の表示のオンオフ
  • 背景色の変更
  • コーナーの形状の変更(ちょっと見た目にわかりにくいですが)

などです。UIも全体的に変更されています。

10.15のアップデート情報ですでに取り上げているのでそちらをご参照ください。

 

新しいチャート設定エクスペリエンス

10.15でアーリーアクセスだったチャート設定の新しいUIがGAになりました。以前からあった詳細設定がGAになっており、さらに全体的にメニューが整理されています。

弊社ブログですでに取り上げていますので、こちらを参照ください。

 

Muze Studio

Muze StudioがGAになり、以前はカスタムチャートの1機能として設定を行う必要がありましたが、標準のチャートの一つとして選択できるようになりました。

また、デバッグ用コンソールの追加も行われています。

 

Consoleの使い方は、過去の弊社ブログ記事を参照ください。

 

ピボットテーブルの機能強化

新しいピボットテーブルがGAになりました(あれ?まだGAじゃなかったんだ・・・)。以下の点が改良されている、ということです。

  • パフォーマンス
    • 行と列を拡張する際の高速な操作
    • ページング
  • カスタマイズ
    • カスタムソート順のサポート
    • 列幅
    • メジャーと属性によるスライス
    • メジャー名と値(Values)
  • UX
    • ツールチップ
    • レジェンド
    • ゼブラモード
    • 整理されたヘッダースペース

 

ライブボードと回答のためのAI自動翻訳

保存された回答、ライブボードにおいて、列名以外のすべてのテキストが、ロケール固有の翻訳をサポートします。翻訳は、ユーザーのプロフィールで選択されたロケールに基づいて行われます。

詳細は、こちら をご確認ください。

 

カスタマイズ可能なアナウンスバナー

現時点では1件のみ設定が可能ですが、上部に出るお知らせの表示を自由に表示できるようになりました。

 

一部見切れてるので、スクロールすると、以下のようなメニューが隠れています。

終了時刻などはUTC表示なので気をつけてください。

また、以下のようにリンクを追加することも可能です。

このような設定を行うと、以下のような画面となります。

なお、すべての組織と個別のOrg、それぞれでアラートを設定可能ですが、両方設定すると、両方表示されます。

 

メールテンプレートをカスタマイズする

ThoughtSpotのシステムが配信するメールをカスタマイズできるようになりました。

 

実際の設定画面は以下のような感じです。

 

 

モデルで使用される列のみをインデックスする

管理者メニューの「全ての組織」タブの「検索 & SpotIQ」のメニューにて「インデックスセッティング」を設定可能です。

 

ここで、以前は「すべての列をインデックスする」設定しかありませんでしたが、「モデルで使用されている列のみインデックスする」設定を行うことができるようになりました。

 

ただし、SQLビュー、CSVテーブル、データセットは常にインデックスが作成されるのでご注意ください。

 

Google BigQuery の CSV アップロード サポート

Snowflake、Databricksに続いて、BigQueryもCSVアップロードできるようになりました。

 

Teradata のブリッジサポート

Teradataへブリッジ接続ができるようになりました。ブリッジ接続の詳細はこちら

 

日付間隔の設定

モデルやテーブルにて、デフォルトの日付バケット(日付間隔)を指定できるようになりました。

設定をすると、設定値としては英語になるのが少し不思議です。

 

ベータ機能

ベータ機能は控えめの1件のみです。

共有体験の強化

編集権限を持つモデルを共有する際、参照されているすべてのテーブル・ビューの表示権限が自動的に付与されるようになります。これを適切に行わないとアクセスエラーになっていましたが、これを回避できます。

 

アーリーアクセス機能

Spotter 3

Spotterが大きく進化しました。これにより以下の機能が追加されています。

  • 会話履歴が保存されます
  • モデル選択の自動化が可能になりました
  • MCPサーバーを追加・利用可能に(SpotterがMCPクライアントとして動作します)
  • ディープリサーチモードが追加されました(より高度な分析を行ってくれます)
  • 回答がより正確になりました(データがうまく取得できない場合は、自動的にやり直しをするようになりました)
  • 取得した情報を元に、Pythonで計算を行ってくれます(機械学習などを実行してくれます)
  • 取得したデータの要約がより高度になりました

 

Muzeが提供する新しいチャート

Muze Studioベースのチャートがいくつか追加されました。

 

ファセットチャートと呼ばれるMuzeならではの表現が標準チャートとして利用できるようになったのがポイントかと思います(某セルフサービスBIを使っていた人には馴染み深いかと思います。

例えば、以下のようなグラフを作成可能です。

 

この時、レイアウトとして、X軸ではカテゴリごとに年単位のグラフを描くように設定を行っています。

 

新チャートタイプでは、これまでのチャートにあった制限が色々と取っ払われていて、例えば「折れ線と列」の場合、好きなだけ棒グラフ、折れ線グラフにデータを追加できるようになっています。

また、「Trellis by」という項目が追加されました。

 

トレリスのところに属性を追加すると、属性の値ごとにチャートが作成されます。

 

パブリッシング

パブリッシングはマルチテナント機能を使っている組織向けの機能になります。プライマリORGで作成したオブジェクト(ライブボードや接続、モデル等)を、特定のORG向けに共有できるようになりました。ORG間で共通して利用するものを個別にORGごとに作成せずとも、一度プライマリで作ってしまえばそれを共有することができ、手間を省くことができます。

基本的にはパブリッシングはAPI経由で設定を行います。詳細は、開発者ドキュメントを参照ください。この機能を有効化するには、サポートに連絡する必要があります。

https://developers.thoughtspot.com/docs/publish-data-overview

 

パラメータ付きパブリッシング

これもパブリッシングの1機能ですが、パブリッシングの際、一部のプロパティなどに変数を設定することができます。例えば、ORGごとに接続のユーザーを変更しながら共有することができます。この機能を有効化するには、サポートに連絡する必要があります。

 

組織へのコーチングのパブリッシング

パブリッシングでORGをまたいでモデルを共有する場合、モデルに対してSpotterコーチングがシームレスに機能します。この機能を有効化するには、サポートに連絡する必要があります。

 

組織間の接続のためのパブリッシングテーブルのデータインデックス

パブリッシングでORGをまたいでモデルを共有する場合に、インデックスをオンにできるようになりました。この機能を有効化するには、サポートに連絡する必要があります。

 

提案設定

「SUGGESTIO SETTING」列がモデルに追加されます。入力候補や列ナレッジカードに表示されるデータを制御できます。行レベルセキュリティが定義されたモデルでも以前は候補が表示されていました。この追加機能により「Secure Suggenstions」を選択することで、行レベルセキュリティに応じた検索候補が出るようになります。

※アーリーアクセスに見当たらないので確認中の機能となります

 

列セキュリティルールを備えたライブボード

列セキュリティでアクセス制限されているユーザーは、ライブボード全体の編集ができませんでした(フィルター操作、チャートの表示と操作は可能)。アクセスできない列がフィルターとして使用されていた時、ライブボードがブロックされていたものがされなくなりました。

 

数式変数(FormulaVariable)

FormulaVariable という新しいタイプの変数が導入されました。

※アーリーアクセスに見当たらないので確認中の機能となります

 

変数のUI

変数の作成と管理を可能にするUIが導入されました。

※アーリーアクセスに見当たらないので確認中の機能となります

 

モデル内のディメンション テーブルとファクト テーブルのエイリアス設定

以下、リリースノートからの引用です。

これまで、テーブルエイリアスは、ロールプレイングディメンション、つまりファクトテーブル内で単一の物理ディメンションが複数回参照され、各参照がそのディメンションの論理的に異なるロールにリンクされている場合にのみサポートされていました。現在、キャズムトラップモデルのテーブルエイリアスと、プライマリファクトテーブルのエイリアスがサポートされています。データセキュリティ(行レベルおよび列レベルのセキュリティ)は、元のテーブルだけでなく、エイリアスされたテーブルにも適用されることにご注意ください。また、テーブルエイリアスに対してプログレッシブフィルターもサポートされるようになりました。

モデル内で同じテーブルを参照することができるのが、テーブルエイリアスですが、この機能が拡張された、ということになります。

※機能確認中となります

 

 

 

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