SnowPro Core(COF-C02)試験合格記
1.試験準備の背景
こんにちはシムです!
学生時代にプログラミングを勉強する過程で基本的なデータベースの知識を身につけていました。その後、会社でSnowflakeを導入することになり、本格的に触れる機会を得ました。約1年前に、会社の支援でSnowflake_Fundamentals研修を受講し、体系的な学習をスタートしました。
資格取得の準備は会社の教育支援プログラムを通じて始めましたが、業務の都合で一時中断せざるを得ませんでした。その後、約2週間の集中学習を経て、資格取得に成功することができました。
2.試験形式
- 試験コード:COF-C02
- 問題数:100問
- 問題形式:複数選択、多肢選択
- 制限時間:115分
- 対応言語:英語、日本語、韓国語
- 合格基準:750点以上
3.SnowPro Core認定の概要
- Snowflakeでのデータのロードと変換
- 仮想ウェアハウスのパフォーマンスと同時実行
- DDLとDMLのクエリ
- 半構造化データと構造化データの使用
- クローニングとTime Travel
- データ共有
- Snowflakeアカウントの構造と管理
4.学習方法
私が経験した効果的な学習方法は主に3つあります。
1つ目はSnowflake_Fundamentals研修です。この研修は特にSnowflakeの知識が全くない方に非常に有用です。4日間にわたる有料の研修ですが、Snowflakeの基礎を体系的に学べる良い機会です。
2つ目はSnowflake Ascent講座です。Fundamentals研修と比べると内容は圧縮されていますが、無料で短期間で受講できるという利点があります。私はFundamentals研修を受講してから時間が経っていたため、記憶を呼び覚ますために活用しました。
最後はSnowflake公式ドキュメントを通じた学習です。公式ドキュメントは膨大な情報量を含んでいますが、試験に出題される全ての内容の源となっています。時間的余裕があれば、毎日少しずつでも公式ドキュメントを読むことをお勧めします。
5.試験予約と準備物
試験はオフラインとオンラインのいずれかを選択して受験できます
試験準備物で最も重要なのは身分証明書です。特に2つの身分証明書が必要で、受験者名と完全に一致する必要があります。ローマ字で登録した場合は、ローマ字表記のある身分証明書が必要ですので、必ず確認して準備してください。
6.試験内容
今回の試験で特に重点的に出題されたテーマは以下の通りです。
- ACCOUNTADMIN、SECURITYADMINなど各ロールの機能と権限
- Time TravelとFail-Safeの保存期間
- External Tables、Materialized Viewsなどの特徴
- 半構造化データ(Semi-structured Data)のクエリに関する問題
ただし、SnowPro Coreは難易度調整のために頻繁に問題が変更されるとのことですので、参考程度にしていただければと思います。
7.合格感想
試験を完了してアンケートに回答すると、その場で合否が確認できます。試験中はとてもぎりぎりになりそうな感じがしていましたが、実際に770点でなんとか合格ラインを超えることができました。個人的にはJAVA SilverやCCNAよりも難易度が高く感じました。
今後は実務経験をさらに積みながら、Advanced資格にもチャレンジしてみたいと考えています。