
【PowerBI】ページに関わらず同じフィルタリングをする方法
こんにちはMJです。
皆さんはレポートを見るとき、1番目のシートで設定したフィルタを他のシートでも同じフィルタ結果で見たいと思ったことありませんか?
今回は同じ内容のフィルターであれば、都度選択せずに1つのフィルター(スライサー)を複数のシートで適用する方法についてご紹介します。
PowerBIでスライサーの同期設定方法
スライサーの追加
PowerBIで望んでいるフィールドを入れたスライサーを作成します。
同期されたスライサーの作成方法①
「表示」タブを選んで、「スライサーの同期」をクリックします。
そうしますと、右側に「スライサーの同期」ウィンドウが表示されます。
先ほど追加したスライサーを他のシート(下の画像では[顧客]シート)と同期したい場合は、該当のシートにある「同期」チェックボックスをオンにします。
また、他のシートでもスライサービジュアルを表示したい場合は、右の「表示」チェックボックスをオンにします。
同期されたスライサーの作成方法②
別の方法として、同期させたいスライサーを選択し、「Ctrl+C」でコピーします。
その後、スライサーを導入したいシートで「Ctrl+V」で貼り付けると、次のようなウィンドウが表示されます。
「同期」をクリックすると、先ほど「スライサーの同期」の「同期、表示」チェックボックスにチェックを入れたようなスライサーが作成できます。
同期されたスライサー確認
それでは、シートを移動しながら同期されたスライサーの動作を確認してみます。
「スライサーの同期」の「同期、表示」両方チェックを入れた場合、下の画像のように元のスライサーで選択した内容が他のシートでも同じようにフィルタリングされていることが確認できます。
「スライサーの同期」の「同期」だけにチェックを入れた場合は、スライサー自体は表示されませんが、元のスライサーで選択した項目がフィルタリングされていることが確認できます。
まとめ
今回は、異なるシートでも同じフィルタリングを適用する方法について解説しました。
この機能を活用することで、不要なスライサーを減し、レポートの可読性と使いやすさが大幅に向上させることができると思います。