Alteryxツールアイコン「In-DB接続ツール」(Connect In-DB Tool)をご紹介します
In-DB接続ツール(Connect In-DB Tool)
「インデータベース」カテゴリの「In-DB接続」ツールについて紹介します。
In-DBについて
扱うDBのデータ量が膨大になってくると、データをDBからAlteryxに持ってくること自体にも時間がかかってしまいます。そのような際、DB内で様々な処理を行った結果をAlteryxに持ってくることで、DBとAlteryx間でやりとりするデータ量を減らすことができます。
実際の動作としては、一連のIn-DBアイコンにおける処理はDBサーバー内で実施されることになります。そのため、DB側に依存する形となり、各アイコンの各DBの対応度は様々です(MySQLなどは対応している機能が少ないです)。
AlteryxのIn-DB機能は、SQLを書かなくてもDB側で処理ができるのが特徴です(SQLを書くことも可能です)。
概要
このツールはデータベースと接続しデータ抽出を行うツールです。クエリビルダを用いてSQL文を簡単に作成できます。
設定項目
設定項目 | 説明 |
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接続名 | 「In-DB接続を管理する」から作成した接続を選択するか、作成を行います。 |
テーブルまたはクエリ | SQL文を記載します。クエリビルダを用いてSQL文を作成できます。 |
接続名の作成
接続名を新規作成する場合の設定画面です。
参考接続の詳細設定項目はご使用のデータベースに準拠します。
クエリビルダ
クエリビルダには4つのタブがあります。
タブ | 説明 |
---|---|
テーブル | 単一のテーブルを指定します。 |
ビジュアルクエリビルダ | *下記参照 |
ストアドプロシージャ | AlteryxではMicrosoft SQL Serverのみ対応しています。 |
SQL Editor | 作成したSQLのテストを行ったり、直接SQL文を記載できます。 |
参考SQL構文はご使用のデータベースに準拠します。
ビジュアルクエリビルダ
ビジュアルクエリビルダはドラッグ&ドロップでSQLを作成できます。
※Alteryx Version 2018.2.5時点での情報です