MeCabで形態素解析を行うマクロ紹介
MeCabで形態素解析を行うマクロです。内部的にはPythonツールを使用しています。
概要
PythonのMeCab-Python3パッケージを用いて、MeCabで日本語の形態素解析を行うマクロです。
注意事項(制限事項)
- Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ fa-external-linkのインストールが必要
- 辞書が必要になりますが、unidic_liteを推奨します(以前unidicをインストールしていなければ、そのままunidic_liteが使われるようになっています)。unidicを使用する場合は、あらかじめ辞書本体をダウンロードし、MeCab Optionで辞書を指定してください。
マクロダウンロード
MeCab_Python3 v1.1 fa-download
MeCab_Python3 v1.0 fa-download
リリースノート
v1.1
- カテゴリをTextMiningからText Miningにしました(テキストマイニングカテゴリに入らなかったため)
- Pythonツールはプロダクションモードに変更しました
v1.0
- 初期リリース
使い方
設定項目
設定項目名 | 設定内容 |
---|---|
フィールドを選択 | 処理を行いたいテキストが格納されているフィールドを選択します。 |
MeCab Option | MeCab.Taggerを呼び出す際の引数を指定可能です。デフォルトではunidic_liteを辞書として使うようにしていますが、unidicがインストールされているとそちらを見に行ってしまうため内部で強制的にunidic_liteの辞書を使うようにしています。
unidic_lite以外のその他の辞書の利用をしたいのであれば、ここで指定して下さい。ユーザー辞書のみ指定する場合も、-r、-dオプションも同時に指定して下さい。 |
サンプル
本マクロのサンプルワークフローとなります。
例えば、インプットが以下のようであれば、
【インプットサンプル】
明日は目黒川で花見をします。
【アウトプット】
結果は以下のようになります。
技術情報
作成・動作確認バージョン
Alteryx Designer 2021.1.4.26400
参考情報
MeCab-Python3
https://pypi.org/project/mecab-python3/ fa-external-link
unidic
https://pypi.org/project/unidic/ fa-external-link
サンプルワークフローダウンロード
MeCab_macro利用サンプル fa-download
注意事項
- 本マクロに関する不具合、および利用したことによる損害については一切の責任を負いません
- 不具合報告、ご要望などあるようでしたら弊社フォームにて投稿頂ければ、本マクロの改良、機能追加など検討させて頂きますが、弊社都合にて行いますので要望の反映などのお約束はできませんのでご了承ください
- 有償でのカスタマイズ要望などあるようでしたら、弊社フォームにてお申し込みください。別途お見積りさせて頂きます