【AlteryxMacros】ひらがなカタカナ変換

ひらがなカタカナ変換Alteryxマクロ紹介

ひらがなカタカナ変換ツールアイコン

ひらがなとカタカナ間で相互変換を行うマクロを作成しました。
データ準備の際に、名寄せ等で利用できるかと思います。

概要

日本語の商品名等名寄せする際、カタカナ、ひらがなが混ざっていたり、ふりがなが場合によってはひらがなだったりカタカナだったりすることもあるかと思います。しかしながら、Alteryxにはカタカナ、ひらがなの相互変換機能は提供されていないため、個別にワークフローを組む必要があります。今回は、相互変換のマクロを作成しましたので、ご活用いただければと思います。

 

注意事項(制限事項)

  • カタカナのワ、ヰ、ヱ、ヲの濁点には未対応
  • 半角カタカナは変換しないため、一度全角に変換してから本マクロを利用ください

 

マクロダウンロード

ひらがなカタカナ変換マクロ_20200629 

使い方

設定項目

ひらがなカタカナ変換マクロ設定画面

設定項目名 設定内容
対象フィールドを選択 処理を実行するフィールドを選択します(WString、V_WStringフィールドのみを対象としています)
ひらがな→カタカナ ひらがなをカタカナに変換します
カタカナ→ひらがな カタカナをひらがなに変換します
新規フィールドを作成し処理を実行 チェックをつけると、新規フィールドを作成し、上で設定した変換を実施します
フィールド名の最後に付与する名称 新規フィールドを作成する際、元フィールド+本項目で設定したフィールド名で作成します

 

サンプル

ひらがな→カタカナ

ひらがなをカタカナに変換したい場合は、「ひらがな→カタカナ」を選択します。

ひらがな→カタカナサンプル

実行すると、指定した「Field1」の文字列が「ひらがな」から「カタカナ」になっています。

 

カタカナ→ひらがな

カタカナをひらがなに変換したい場合は、「カタカナ→ひらがな」を選択します。

カタカナ→ひらがな設定サンプル

実行すると、指定した「Field1」の文字列が「カタカナ」から「ひらがな」になっています。

 

新規フィールドを作成し処理を実行

新規フィールドを作成し、カタカナをひらがなに変換する設定です。元の項目名に接尾辞をつける形となります。今回のサンプルでは、「_conv」としています。

新規フィールド設定

実行すると、指定した「Field1」を「Field1_conv」にコピーして、文字列が「ひらがな」から「カタカナ」になっています。

 

技術情報

変換対象

ひらがな Unicodeの3041~309F 割当がない3097、3098は対象外

対応がない3099~309Cは対象外

カタカナ Unicodeの30A1~30FF 割当がない30A0は対象外

対応がない30F7~30FCは対象外

 

作成・動作確認バージョン

Alteryx Designer 2020.1.2.24185

 

参考情報

ひらがな

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E4%BB%AE%E5%90%8D_(Unicode%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF)

カタカナ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%87%E4%BB%AE%E5%90%8D_(Unicode%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF)

サンプルワークフローダウンロード

ひらがなカタカナ変換サンプル_20200629 

注意事項

  • 本マクロに関する不具合、および利用したことによる損害については一切の責任を負いません
  • 不具合報告、ご要望などあるようでしたら弊社フォームにて投稿頂ければ、本マクロの改良、機能追加など検討させて頂きますが、弊社都合にて行いますので要望の反映などのお約束はできませんのでご了承ください
  • 有償でのカスタマイズ要望などあるようでしたら、弊社フォームにてお申し込みください。別途お見積りさせて頂きます

 

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