
Word(docx)からテーブルを抽出するマクロ紹介
Microsoft Wordファイルのテーブルからデータを抽出するマクロです。内部的にはPythonツールを使用しています。
概要
Wordファイル(docx)内のテーブルからデータを抽出するマクロです。複数のファイルのフルパスからデータを読み込み出力します。出力される結果は単一のデータストリームとなります。
注意事項(制限事項)
- 入力するファイルパスはフルパスのみの対応となります
- docxファイルのみの対応となります
マクロダウンロード
Wordファイルからテーブルを抽出するマクロ_20211205 fa-download
使い方
設定項目
設定項目名 | 設定内容 |
---|---|
対象フィールドを選択 | 処理を実行するファイルのフルパスが格納されたフィールドを選択します(相対パスは対応していません) |
サンプル
本マクロのサンプルワークフローとなります。
ある特定のフォルダ(今回はワークフローがあるフォルダ直下です)以下にある拡張子がdoxのファイルを検索し、マクロに読み込みます。
例えば、インプットが以下のようであれば、
【インプットファイルサンプル1】
【インプットファイルサンプル2】
結果は以下のようになります。
フィールド名1~6はテーブルのデータ部分となります。各テーブルのヘッダとデータの区別はありません。フィールドが7以上あっても自動的に生成されます。
なお、ファイルパスとテーブル番号を利用することで、各テーブルを区別することが可能です。
技術情報
作成・動作確認バージョン
Alteryx Designer 2021.3.3.63061
参考情報
Python-docx
https://python-docx.readthedocs.io/en/latest/ fa-external-link
サンプルワークフローダウンロード
Word_table_macro_use_sample fa-download
注意事項
- 本マクロに関する不具合、および利用したことによる損害については一切の責任を負いません
- 不具合報告、ご要望などあるようでしたら弊社フォームにて投稿頂ければ、本マクロの改良、機能追加など検討させて頂きますが、弊社都合にて行いますので要望の反映などのお約束はできませんのでご了承ください
- 有償でのカスタマイズ要望などあるようでしたら、弊社フォームにてお申し込みください。別途お見積りさせて頂きます