Alteryxで使用できる関数の「最小/最大関数」の使い方をご紹介します
最小・最大関数のカテゴリの関数は、数値列で指定した値の最大値、最小値等を取得します。
最小/最大カテゴリの関数一覧
やりたいこと | 関数名 | 概要 | 対応するExcel関数 |
---|---|---|---|
値の上限、下限を制限 | Bound(x, min, max) | 値を、指定した上限、下限の範囲内に制限します | - |
最大値を取得 | Max(v0, v1, ..., vn) | 最大値を取得します | MAX(v0, v1, ..., vn) |
最大値のインデックスを取得 | MaxIDX(v0, v1, ..., vn) | 最大値のインデックスを取得します | - |
最小値を取得 | Min(v0, v1, ..., vn) | 最小値を取得します | MIN(v0, v1, ..., vn) |
最小値のインデックスを取得 | MinIDX(v0, v1, ..., vn) | 最小値のインデックスを取得します | - |
各関数の使い方とサンプル
Bound ・・・ 値を、指定した上限、下限の範囲内に制限します
Bound(x, min, max)
xで指定した値が min <= x <= max の場合は x の値を、 x < min の場合は min の値を、 max < xの場合は max の値を返します。
Sample
下の例では min = 2、max = 6 として、2から6の間に制限した中で x の最大値を取得しています。
Max ・・・ 最大値を取得します
Max(v0, v1, ..., vn)
指定した値群の中から、最大値を取得します。
Sample
MaxIDX ・・・ 最大値のインデックスを取得します
MaxIDX(v0, v1, ..., vn)
指定した値群の中から、最大値のインデックス(0ベース)を取得します。どの列に最大値が存在するか調べる際などに使用します。
Sample
下の例の1レコード目では、それぞれの列にインデックス値として v0列 = 0、v1列 = 1、v2列 = 2 が与えられています。この中で、最大値である 10(v2列)のインデックス値である 2 が返っています。
Min ・・・ 最小値を取得します
Min(v0, v1, ..., vn)
指定した値群の中から、最小値を取得します。
Sample
MinIDX ・・・ 最小値のインデックスを取得します
MinIDX(v0, v1, ..., vn)
指定した値群の中から、最小値を取得します。どの列に最小値が存在するか調べる際などに使用します。
Sample
下の例の1レコード目では、それぞれの列にインデックス値として v0列 = 0、v1列 = 1、v2列 = 2 が与えられています。この中で、最小値である 1(v0列)のインデックス値である 2 が返っています。
サンプルワークフロー ダウンロード
FomulaFunction_Max_Minfa-share-square-o
※Alteryx Designer 2019.1.6.58192時点の情報です