こんにちは!今年入社し、新しく所属された新入社員です。
今回の社内研修を通じてAlteryxを学びました。
「データ分析」についての私が持っている第一印象は、非専攻者はデータを活用することが難しいのではないか?といったものでした。
しかし、Alteryxを学んでみると、今までのは偏見だったと考えを変えるきっかけになりました。
この記事では「なぜAlteryxが非専攻者でも簡単にデータ分析ができるのか」、考えた理由として、Alteryxの強みと、思ったより簡単に処理できた役立つ機能をいくつかご紹介しようと思います。
Alteryxの強み
まず、Alteryxが持つ強みについてご紹介します。
約1ヶ月、Alteryxを学んでみて、なぜ接しやすく、特別だと思い、もっと興味を持つようになったのか、4つの強みに纏めてみました。
1) No-Code
ほとんどのツールの場合、手入力なしでオプションの設定だけでデータ処理ができます。そのため、すぐにツールの機能と操作方法を身につけることができ、データをすぐに活用できます。
EX)結合ツールの設定画面
2) GUI環境でアイコンのドラッグ&ドロップで操作が簡単
データ処理はGUI環境であるキャンバスで行われ、望む機能のツールをドラッグ&ドロップで追加し、簡単に処理できます。
そして、ツール同士は線で繋がるため、データの流れが見やすいです。
3) ツールの分かりやすさ
データ入力、データ操作、結合などの機能が色とイメージに纏められ、ツールを見る時にどのような機能なのか予想しやすく、
ワークフローのデータがどのような流れで処理されるのか理解しやすいです。
4) パワフルな性能
大容量のデータの処理速度はもちろん、空間データの分析、予測分析が可能であり、
サードパーティクラウドストレージとAlteryxサーバの活用で、パワフルな性能と幅広い拡張性を持っています。
Alteryxの有用な機能
次にAlteryxを使いながら簡単にデータ処理ができるツールをいくつかご紹介します。
1) 並び替え(Sort)
最初にご紹介する有用な機能は並び替え機能で、データ処理のために最も多く使われるツールだと思います。
このように使い頻度が高いツールであるだけに、Alteryxでは非常に簡単に機能を実装できるように提供されています。
上記の画像のようにフィールド名、順序のみを定めることで簡単にデータ処理が完了しました。
それだけでなく、日本語辞書でのソート機能も提供されており、文字は辞書順、数値は数字として小さい順に並べられます。
2) 結合(Join)、外部結合(Outer Join)
2番目にご紹介する機能は結合機能で、リレーショナル・データベースでデータを効率的に保存し、
検索するためには欠かせない結合をAlteryxでは簡単に実装できます。
上記の画像のように、2つのデータから結合のために特定されるフィールドを選択すると、内部結合と外部結合を簡単に出力することができます。
SQLですと、Select文でデータのフィールド名を書き込むべきだった作業がクリック数回で処理できるということに大きな魅力を感じました。
3) 列分割、正規表現
3番目にご紹介する機能は列分割、正規表現機能です。
たまに、データが区切り文字を使って同じフィールドの中に入っている場合を見たことがあると思います。
この場合、Alteryxでは列分割ツールを利用して簡単にデータを分けて出力ができます。
上記の画像のように、区切り文字を入力し、列数を指定すると、簡単に列が区切られて出力されます。
また、正規表現でも処理可能で、置換(指定されたテキストに変える)、トークン化(正規式と一致する部分に分ける)、
解析(()で囲んだグループ正規表現に分割)、一致(正規表現に一致するかを「True」「False」で出力)など多様な活用性を提供します。
最後に
今日ご紹介した機能はAlteryxの一部分の中でも基本の内容ですが基本であるだけに重要だと考え、載せるようにしました。
これからも引き続き多くのWorkflowを作成し、知識を身につけ、業務効率化、自動化に貢献して行きたいです。
ご興味ある方は以下のリンクで無料トライアルをぜひ試してみてください。
参照
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【Alteryxアイコン200連発】結合(ジョイン)ツール(Join Tool)