Alteryxのパッケージワークフロー(YXZP)形式について紹介します
パッケージワークフロー(YXZP)とは?
Alteryxで使用されるパッケージワークフロー(YXZP)形式ですが、ワークフローとその依存関係を1つのファイルに圧縮したものです。
つまり、ワークフロー本体、マクロ、接続しているファイルなどを一つのファイルにまとめることができるため、ワークフローの配布に便利な形式となります。
YXZP形式のファイルの作り方
YXZPファイルの作り方は簡単です。
まず、Alteryx Designerのメニューの[オプション]-[ワークフローをエクスポート]を選択します。
ワークフローのエクスポートメニューが開きます。
基本的にはそのまま「保存」でかまいません。
ここでよく見ると、上の画面では、一つだけチェックがついていません(「C:\Program Files\Alteryx\bin\RuntimeData\Macros\Cleanse.yxmc」)。
これは、Alteryxに標準で添付されているマクロというのが理由です。標準で添付されているため、わざわざ配布する必要がない、という理由で、自動的にチェックを外してくれます(なんと親切な!)。
また、データまでは配布したくない、ということであればデータファイルのチェックを外しましょう!
YXZP形式の読み込み方
WeeklyChallengeなどにチャレンジしていると、問題となるワークフローがYXZP形式で配布されていることがあります。
ここでは、YXZP形式の読み込み方を紹介します。
YXZP形式のファイルをExplorer上でダブルクリックする、もしくはAlteryx Desginerへドラッグアンドドロップすると「インポートするかどうか?」というメッセージが表示されます。
「はい」をクリックすると、インポートされるファイルのリストが表示されます。この時、解凍先のフォルダ(ディレクトリ)の指定が可能です。
「インポート」をクリックすると、ファイルの解凍が始まり、最後に引き続きワークフローを読み込むかどうか尋ねられます。
「はい」をクリックするとようやくファイルが読み込まれます。
使用しているより新しいバージョンのAlteryx Designerで作成されたワークフローの場合、エラー表示が出ます。この時は自動的にインポートされないのでご注意ください(解凍先のフォルダから読み込みましょう)。
※Alteryx Designer 2019.1.4.57073時点の情報です