
Alteryx GenAIツールで好きなLLMを利用する方法をご紹介します
Alteryx ACEのAkimasaKajitaniです。
AlteryxのAI Builderオプションのうちの一つであるGen AIツールですが、Alteryx社が用意したLLMだけでなく、自分で好きなLLMを利用することが可能です。LLMによっては得意分野も異なりますので、使い分けることに意味があるかと思います。
自分の好きなLLMを利用したい場合、Alteryx ONEのクラウド環境のDataのConnectionsにて事前に接続設定を作成しておく必要があります。実際に利用できる外部のLLMは以下のとおりです。
- Amazon Bedrock
- Anthropic
- Azure OpenAI
- Cohere
- Databricks
- DeepSeek
- Google Gemini
- Google Vertex AI
- Groq
- Hugging Face
- Mistral
- Open AI
- Perplexity
- xAI
設定項目について
設定項目を見てみましょう。
Gemini
Google GeminiはAPIキーのみあれば利用可能です。
同様に、API Keyのみで利用可能なLLMはAnthropic、Cohere、DeepSeek、Google Gemini、Groq、Hugging Face、Mistral、OpenAI、Perplexity、xAIとなります。Google Vertex AIはCredential JSONのみ必要です(実質的にはAPIキーのみに近いですね)。
それ以外のLLMは若干設定項目が増えます。
Amazon Bedrock
Azure OpenAI
Azure Open AIはかなり設定項目があります。
Databricks
Geminiで接続設定を作成してみる
実際にGeminiで接続設定を作成してみましょう。必要項目を入れていきましょう。Geminiの場合はAPI Keyさえあれば問題ありません。API KeyはGoogle AI Studioから取得することが可能です。
Test Connectionをクリックすると、設定が問題なければ以下のように成功のメッセージが出ます。
これにより以下のように作成されました。
これでいつでもGenAIツールで自分の使いたいLLMを使うことが可能となります。実際の使い方は別の記事を御覧ください。
※2025/09/24時点の情報です