Alteryxツールアイコン「アクション」(Action Tool)をご紹介します
アクションツール(Action Tool)
[インタフェース]アクションツールについて紹介します。概要
アクションツールとは、他のインターフェイス群のツールで入力された値などを元に、ワークフロー上のツールに変更を加えることが出来るツールとなります。
AlteryxAPPやMacroを作るときには必須と言ってもいいぐらいに使用頻度が高いツールになります。
上記のマクロ例ではコントロールパラメータで与えられた値を元に、入力ツールの設定を変更するマクロとなります。
設定
アクションツールの設定は更新するツールによって、異なりますが代表的な入力ツールで説明いたします。
この入力ツールはCSVを読み込み対象にしています。
この場合のアクションタイプ(データ入力ツール更新)は「フォーミュラで値を更新」「フォーミュラで生XMLを更新」「値を更新」になります。また赤枠で囲んでる部分が更新対象になります。更新対象はツールによって変更されます。この更新対象の中から更新する項目を選択します。上記の例ですと「File - value='C:\Blog\Test.csv」が選択されています。
値を更新の場合は
インターフェイスツールによる更新で読み込むファイルが更新されることになります。
フォーミュラで値を更新の場合は
入力した値をフォーミュラツールの関数を用いて加工して、更新することができます。
フォーミュラで生XMLを更新の場合は更新するツールのXMLを更新することになります。
AlteryxのツールはXMLで構成されてます。
オプションのユーザ設定 詳細でプロパティウィンドにXMLを表示するにチェックを入れると構成をXML確認できます。
入力ツールは以下の様なXMLが確認できます。
このXMLを更新することになります。フォーミュラで生XMLを更新の場合はXMLでの更新になる為、非常に応用範囲が広くなりますが、各ツールのXML構成を把握しないとなかなか意図した動きにならない場合があります。上級者向けの方法となります。
まとめ
アクションツールはこの様に各ツールの設定を変更することで、AlteryxWF、マクロの動きを柔軟に変更することが可能となります。ただ、その設定は各ツール事に変わる為、ある程度の習熟が必要となります。