Alteryx Designer Cloud 2023年8月アップデート情報
Alteryx Designer Cloudはオンプレ版のDesigner/Serverと異なり、メジャーアップデートなどの概念がなく、順次機能がリリースされていきます。本ブログでは更新情報がありしだい順次Alteryx Designer Cloudのリリース情報を日本語で紹介していきたいと思います。
Alteryx Designer Cloudリリースノートページはこちら(6月後半からURLが変更になりました)。
Release Notes for Designer Cloud
※2023/10/04更新
2023/08/31リリースについて
Result Gridの改善
- 新しい「ブラッシング提案」により、Result Grid内の値をカーソルで強調表示し、提案された変換を表示できるようになりました。ブラッシングの提案を表示するには、結果グリッド内の値を選択してカーソルをドラッグすると提案パネルが自動的に開き、選択したデータに関連する提案が表示されます。
- Result Gridの空の状態のとき、以下のステータスが表示されるようになりました。
- No data passing through.
- No tool connection.
- No results to display.
- No columns visible.
- No columns selected.
Resolved Issues(解決した問題)
以下の問題は修正されました。
- 複数の出力アンカーを持つツールで、アンカーの 1 つでリサンプリングが進行中の場合、結果グリッドからリサンプリングにアクセスできなくなる問題が修正。
- 結果グリッドからリサンプリングにアクセスすると、ツール構成ウィンドウ内で間違った出力アンカーが開かれるという、複数の出力アンカーを持つツールの不具合が修正。
2023/08/17リリースについて
Result Gridの改善
- Result Gridにて直接リサンプリングを開始できる機能が有効になりました。
- フィルター ツールと結果グリッドの列ヘッダーおよびSuggestionパネルの間でフィルター演算子の名前を揃えました。
Resolved Issues(解決した問題)
以下の問題は修正されました。
- [Suggestion] パネルが最後に選択した列と重なるという視覚的な欠陥を修正。
2023/08/08リリースについて
Resolved Issues(解決した問題)
以下の問題は修正されました。
- ユーザーが API を呼び出す直前にタブを閉じた場合の自動保存の問題を修正しました。
2023/08/02リリースについて
Designer Cloud のリサンプリング
ツール構成ウィンドウからリサンプリング機能にアクセスできるようになりました。Designer Cloudではワークフロー作成の際に10Mのサンプルデータを使いますが、この機能を利用すると、新しいサンプル データを利用することができます。リサンプリングの詳細については、「 Designer Cloud のリサンプリング 」 を参照してください。
例としてサンプリングをやってみたいと思います。まずツール構成ウィンドウを開くと右上にスポイトみたいなアイコンがあるので、ここをクリックします。
新しい画面が開かれるので、「New Sample」ボタンをクリックします。
次に、「Collect」ボタンをクリックします。
これでサンプリングが始まります。
サンプリングが完了すると、以下のように「Use Sample」をクリックすると、新しいサンプルデータを利用できます。
以下はUse Sampleを行ったあとの画面です。
Suggestionパネルの改善
- データ プロファイリング チャート内の 1 つのバー、またはデータ品質バーの 1 つの部分 (Ok、Not Ok、Null、Empty) を選択して、提案をトリガーします。Designer Cloud は、インテリジェントな提案を自動的にトリガーし、データの準備を加速し、生データをこれまでよりも迅速に実用的な洞察に変換します。
Resolved Issues(解決した問題)
以下の問題は修正されました。
- 列の最小値または最大値がゼロに等しい場合、数値列のプロファイリング バーによるフィルタリングが正しく行われないというデータ プロファイリング チャートの欠陥が修正。
- 選択したプロファイリング バーの最小範囲値が正しく強調表示されないというデータ プロファイリング チャートの欠陥が修正。
- 名前をフィルター ツール内の機能と一致させるために、ブール列のフィルター演算子の名前が変更されました。
- Formulaツールにて、文字列の長さを変更するときに出力列名入力の周囲にエラー境界線が表示されないという視覚的な欠陥を修正しました。
- 列が選択されていない場合の提案パネル内の誤った文言が修正。