【ThoughtSpotチャートシリーズ】パレート図について

2024年11月5日 2024年10月29日 1分53秒

ThoughtSpotのパレート図について解説します

パレート図は、１つの数値項目に着目し、属性ごとの合計値を大きい順に棒グラフで、累積構成比を折れ線グラフで表現することで、属性ごとの累積で積み上げたときの割合をわかりやすくしたチャートです。

基本的に左側の軸は、数値の合計、右側の軸は累積構成比を示す軸です。

パレート図の表示には、最低１つの属性と１つの数値が必要となりますが、数値は常に１つしか利用できません。複数の数値は適用できないため、ご注意ください。

パレート図は、ある数値項目に対して、累積構成比がどうなるかを見るために使われます。例えば、以下の例では、X軸に「地域」を入れることで、売上の80%を占めるのは関西地方～中国地方まで、ということがわかります。

X軸の設定は列名の変更のみとなります。その他、詳細設定が可能です（アーリーアクセス）。

Y軸のプロパティは、列名の変更は可能ですが、それ以外に色や数値の形式の変更が可能です。また、データラベルの表示・非表示設定が可能です。

パレート図のカスタマイズ項目は多くありません。ラベルがないとわかりにくいので、「すべてのラベル」のチェックを入れることをおすすめします。グリッド線もいれると見やすくなるかもしれません。