ThoughtSpotの折れ線・積み上げ縦棒グラフについて解説します

折れ線・縦棒グラフ（Line Stacked Columnチャート）とは？

折れ線・積み上げ縦棒グラフは、積み上げ縦棒グラフと折れ線グラフを組み合わせたコンボチャートです。

検索に必要な項目

折れ線・縦棒グラフの表示には、１つの属性（ディメンション）と２つの数値が必要となります。最初に追加された数値が棒グラフとなり、残りの数値は折れ線になります。折れ線は複数追加することができます。

ポイントは、棒グラフは属性（ディメンション）を使って色分けを行いますが、折れ線の方はメジャーそのものが異なる項目として表示されます。

どのようなチャートになるか？

折れ線・縦棒グラフは、常に一つの縦積み縦棒グラフと、複数の折れ線グラフの構成が可能です。

縦棒グラフについてはスタックすることができますが、色付きスライスを使ってスタックすることが可能です。言い換えると、複数のメジャーでスタックすることはできません。また、どれを棒グラフにするか、１番上に設定されている項目になります。また、色付きスライスの項目はありますが、折れ線・縦棒グラフで利用できなかった「色付きスライス」をここでようやく利用することができます。

Y軸については、ひとまとめにまとめることもできます。まとめたい軸を、Y軸のメニューからグループ化することができます。

X軸のプロパティ設定

「X軸のプロパティ」設定は、名称の変更のみです。

Y軸のプロパティ設定

「Y軸のプロパティ」設定は、各軸ごとにプロパティの設定が可能です。設定項目は、名称の変更、軸の位置、最小値、最大値、数値の形式を変更可能です。

X軸の行のプロパティ設定

「X軸の行のプロパティ」の設定は、列名の変更、ヌル値の表示/非表示、スタック100%の設定となります。

「スタック100%」の設定を行うと、縦棒グラフが全体に対する割合になります。

Y軸の行のプロパティ設定

「Y軸の行のプロパティ」の設定は、列名の変更、「ヌルデータと欠損データを0として表示する」のオプション、色の書式設定、条件付き書式の設定、数値の形式、ラベルの合計数、詳細ラベル、スタック100%などの設定が可能です。

ラベルの合計数は、スタックした棒グラフの合計のラベルをつけることができます。各項目のラベルとは別にラベルをつけることができて便利です。

スタック100%はX軸の行のプロパティと同じです。

カスタマイズ項目

折れ線・積み上げ縦棒グラフのカスタマイズ項目は、「すべてのラベル」「画面に適合」「X軸/Y軸のグリッド線」「凡例を表示」「ツールチップ」「最大のデータポイント」となります。

ラベルはオンにするとかなりごちゃごちゃしてくるので要注意です。

関連URL

ThoughtSpotドキュメント：Line stacked column Charts 

※2025/01/20時点の情報です(バージョン10.5.0.cl-148)