【ThoughtSpotキーワードシリーズ】Locationカテゴリのキーワードについて

ThoughtSpotのLocationカテゴリのキーワードについてご紹介します

 

AkimasaKajitaniです。

 

ThoughtSpotの日本語キーワードリファレンスの中で、Locationというカテゴリには3つのキーワードがリストアップされていますが、みなさんご存じでしょうか?実はThoughtSpotでもキーワードで簡単に空間データ扱うことができてしまいます。

  • farther than n miles|km|meters from …
  • near
  • near … within n miles|km|meters

これらは、なかなか使う機会がないかもしれませんが、今回はこれらのキーワードについて使い方を見ていきましょう。

まず、これらのキーワードは、「farther than」とそれ以外に分けられます。つまり、特定の距離より近い(near)のか、より遠い(farther than)のか、ということです。

ただ、何と何を比較するのか、など重要なことがドキュメントには書かれていないのが実情です。まず、どのようなデータであればこのキーワードが使えるのかを説明します。

 

どのようなデータが必要なのか?

例えば、店舗リストがあるとします。また、この店舗リストは緯度(Latitude)と経度(Longitude)の項目を持っているとします。

 

そして、テーブルもしくはモデルにて、LatitudeとLongitudeの項目は、それぞれジオ設定としてLatitude、Longitudeを割り当てておきます。

 

また、緯度経度のカラムタイプはAttributeにしておきます(これを行わないと、地図タイプのチャートで、X軸に緯度・経度を指定できないため)。

対応している地図タイプのチャートは以下の二つです。

 

つまり、Latitude、LongitudeがAttributeであれば、以下のように設定ができます。

 

 

しかし、いずれもMeasureだと、以下のようにX軸にどうしてもLongitude、Latitudeをドラッグ&ドロップできません。

 

 

いずれのキーワードも、特定のStoreIDを持つレコードからの距離を見ているので、今回ターゲットとなる「日野市45」とそれ以外で色を付けることにします。このような場合は、カラムセットが良いです。つまり、以下のように作ります。

 

 

これを「色付きスライス」に入れることで、以下のようになります。

 

 

なお、この時の検索キーワードは以下の通りです。

 

レイアウトは以下のようになります。

 

ここまでが前準備です。それでは、三つのキーワードを使ってみましょう。

 

farther than n miles|km|meters from …

 

まず検索キーワードは以下の通りとします。

 

 

ここから、まずターゲットとなる地物の入ったカラムを指定します。今回は、「StoreId」です。この状態からfartherを書きかけるとちゃんとキーワードとして出てきますので、これを選択します。

 

 

次は、距離を入れます。

 

次は単位。

 

次は「from」。fromまで入れると、候補のStoreIdが出てきます。

 

「日野市」まで入れるとポップアップしてきますね。このまま「日野市45」を選択します。

 

これにより、StoreIdが「日野市45」という店舗から8km以上離れた店舗がリストアップされます。

 

 

ちなみに、この距離の計算は、ハバーサインの公式を用いて、球体上の二点間の大円距離を算出しているため、単なる直線距離より正確に算出できています。

 

日本語キーワードの場合

ちなみに、日本語のキーワードで書きたいときは、以下の通りです。

 

「farther than」=「より遠い」、「km」=「キロメートル」、「from」=「から」

 

 

near

nearは近い、ということで、指定のStoreIdから10km以内のレコードをリストアップします。10kmというのはシステム的に決め打ちされた距離です(ドキュメントにも記載なく、実際に発行されているSQLを見ると10kmとなっています)。

 

これも同様に、検索する項目、今回はStoreIdを最初に記載し、あとは「near」で特定のStoreId(今回は「日野市45」)を指定します。

 

 

日本語キーワードの場合

日本語キーワードの場合、「近い」となります。

 

つまり、

 

 

near … within n miles|km|meters

nearは、farther thanと少し並びが異なります。

といっても、最初に検索する項目、今回はStoreIdを最初に記載し、あとは「near」で特定のStoreId(今回は「日野市45」)を指定します。

 

次に、within。

 

次は、距離です。今回は「8」にしました。さらに、単位を入力します。

 

最終的には以下のようになります。

 

 

日本語キーワードの場合

日本語の場合、以下のようになります。

「near」=「近い」、「within」=「の範囲で」

 

ちなみに、単位はすべてカタカナでオッケーです。

km = キロメートル

miles = マイル

meters = メートル

 

おまけ

キーワード「In」を使って絞り込んでから距離を判定するようなこともできました。

 

 

※ThoughtSpot バージョン26.8.0.cl-94時点の情報です

おすすめの記事