【Alteryx Inspire 2023】海外カンファレンス(Alteryx Inspire)に参加した感想(旅程中心で)

海外カンファレンスに参加するときの注意点についてご紹介します

 

202352425日アメリカのラスベガスで開催された「Alteryx  Inspire 2023」に行ってきました。今回の記事では、海外カンファレンスに今後参加する方向けに準備などの参考にしていただけるような記事を書きたいと思います(備忘録も兼ねてます!)。

 

さて、私の海外経験の行く前の状況を少し書かせていただきますと、韓国、中国、アメリカと三カ国経験はありますが、だいたい20012003年に偏っていて、アメリカは2003年のハワイぶりです。もう20年近く海外に行ってないので、色々と不安でした。

当時、アメリカではT/C(トラベラーズチェック)という小切手みたいなシステムがあり使ったりしていましたが、いつの間にかなくなっていたのに驚きです!

また、スーツケースも20年以上前の古くて重いものしかないので買い直してみました(今回は一週間くらいの旅程だったので83Lのものにしました)。

 

旅程

以下のような旅程でした。

  • 21日 成田空港→ホノルル経由→ラスベガス
  • 22日〜24日 トレーニング、認定試験、パートナーデイ等
  • 25日〜26日 キーノート、ブレイクアウトセッション等
  • 27日 ラスベガスからロサンゼルスに移動後、Alteryx 本社訪問
  • 28日 ロサンゼルス→ホノルル経由→成田空港

 

正直なところ、夜遅くついた次の日の22日に認定試験を受けたので、もう一日早く到着したかったところです。フルで22日~26日を活用するならやはり土曜日に日本を出発するのが望ましいように思いました。結論としては結構詰め込みすぎたのかな、と思っています(が、金曜日のロサンゼルスが1日余暇に近かったので、ラスベガスは観光できませんでしたが、こんなものかもしれません)。

帰国後の休憩も考えると、土曜日に出て、土曜日に帰ってくる、というのが理想形かもしれません(となると、金曜日に観光とかはできないのですが)。

 

行きの旅程について

今回、ハワイアン航空メインで旅程が組まれています(会社の旅行代理店からの提案なので理由はわかりませんが、おそらく金額が安いのだと思っています)。

出発はハワイアン航空でした。成田空港を19時発で、ハワイには同じ日に時間巻き戻って到着するというタイムトラベル状態でした。実際の旅程をわかりやすく書いてみましょう。

こんな感じで成田→ホノルルで約6時間。ホノルル滞在が約7時間。ホノルル→ラスベガスで約7時間。飛行機の中に乗っている時間は13時間程度ですが、実は自宅からラスベガスのホテルにつくまでは、成田に17時には到着するために15時には家を出たので、ドアツードアでは24時間を少し超えています。

 

とにかく、国際線(成田↔ホノルル)の飛行機は寒かったです。毛布をかぶっても寒いです。上着必須ですね(でも、日本もハワイもそんな涼しいわけではないのであまり厚着をして飛行機に乗り込む感じではありません)。機内にはパーカーと薄めの上着くらい持ち込むことを推奨します(帰りはイベントで購入したパーカーが役に立ちました)。また、とにかく足元が寒いです!ちなみに、ハワイアン航空はおまけで耳栓とアイマスクがついてきます。出発のときにアイマスク買わなきゃよかった、と思いました。

ホノルルでは7時間もトランジットの時間があったので、近くのアラモアナショッピングセンターで買い物やビーチ散策、昼食を食べたりなどしました(タクシーで、20分程度の距離です)。さすがにハワイは気温が高く、30度を超えていましたが、薄い上着を着ていてもなんとかなるくらいでした。とにかく空と海が青かったのが印象的です。

ホノルル乗り換えでは、預けていた荷物を一度受け取らないといけなかったのですが、出口近くの近場のBaggage Dropが故障中だったらしくターミナル間を移動してから預けることになりました。これがなかなか距離があったりしてなかなかめんどくさい話でした。まぁ、時間がたっぷりあったので良かったのですが、英語に不慣れだったりするとこれ結構迷うやつですね・・・。同行している方が英語に慣れているので助かりました。

ちなみに、たばこを吸う方は、空港の外に吸える場所がありました。

 

ホノルルからラスベガスは、飛行機に搭乗してから遅れが発生していて、一眠りしてもまだ飛び立っていない感じでした。結局30分〜1時間くらいは余裕で遅れていました。お陰でラスベガス到着が2355分のところが余裕で日をまたいでしまいました。

ちなみに、ラスベガスの空港は、評判通り空港すらカジノ状態でした。

ただ、到着してチェックインなどしているとお腹が空いてしまっていたので、深夜にも関わらず近くのお店でちょっと食事をしたりして、結局ホテルで寝たのは深夜3~4時くらいでした。

 

ホテル

ホテルは、ブッキングドットコムなどホテル予約サイトを使って自分たちで予約をしました。Inspireに参加する場合は、会場のベネチアンに泊まるというのが最も一般的です。ただ、近くのホテルの方が割引はあるといえ安いです。ただ、ベネチアンだとエレベーターで下に降りたらすぐに会場、というのは非常に楽だと思います。ただ、これだと外にあまり出なくなるので、しっかり外に観光に行く計画をした方が良いかな、と思いました。

あと、食事の量も結構多かったりするので、ある程度歩いて運動不足を解消した方がいいのかな、と思いました。ちなみに、今回は会場のベネチアンから徒歩15~20分くらいのホテルに宿泊しました(ただ、夜遅いと徒歩もちょっと気を使いますね)。

 

ところで今回、ラスベガスでのホテル、ロスでのホテルということでニ箇所のホテルを取りました。いずれにしても、どこのホテルにするか、という指標が非常に難しく、今回3名で訪問しましたが、かなり悩みました(今回は、GWくらいにホテルの予約をしましたが、泊まるまで一ヶ月を切っていたので、さすがにホテルが減ってきていました)。

予約はスムーズにいったのですが、どちらのホテルも軽いトラブルがありました。最終的には泊まれたのですが、ラスベガスでチェックインしようとしたところ、係員が「ちょっとまってくれ」と裏に消えていく場面がありました・・・。ダブルブッキングっぽい感じで、かわりの部屋があてがわれました(1日だけ、最上階のめちゃくちゃいい部屋に泊まれたようです)。

 

ちなみに、この時期、ラスベガスでは結構「蛾」がいて、部屋でも出てちょっと悩まされました・・・。あと、カードキーを部屋に置いたまま出ないように気をつけましょう。

 

アメニティ類

アメリカのホテルにアメニティがほとんどないと聞いていましたが、確かに寝間着はなかったですし、櫛もありませんでした。また、スリッパ的なのもありませんでした。

そして、シャンプーとかはあるのですが、使ってみたところかなり髪がゴワゴワしてしまったので、日本から持っていったシャンプーを使うように変えました。まぁ、人によってあう、あわないはあるとは思いますが、シャンプーはおすすめできないですね・・・。

 

アメリカ入国

アメリカの入国検査は結構めんどくさかった感じです。色々と根掘り葉掘り聞かれた感じで・・・。どこに何をしに行くのか答えられるようにしておいた方が無難です。まぁ、強引に日本語のみで突破することもできないわけではないようですが・・・。

とりあえず1万ドル以上のお金の持ち込みに制限があるので、自分の手持ちの現金の額はしっかり抑えておきましょう。

 

移動

移動はUBER中心でした。アメリカは他にもLyftというアプリも利用可能です。UBERも良し悪しあって、いきなりキャンセルされたりということもあるので安心できません。ただ、タクシーより圧倒的に安いです(半額までは行きませんが、3/4くらいでしょうか)。ただ、乗り場はタクシーが優遇されていて、例えばロサンゼルの空港ではUBER呼ぶのに10分くらい歩かないと呼び場がありませんでした。タクシーは決まったところにいるので、空港やホテルだと乗りやすいですが、高いです。UBERは登録しているクレジットカードから料金を支払うので、スキミングされる心配もないですし、呼んだときにどこから来るのかもGPSでわかります。またナンバープレートの番号、ドライバーの名前、写真、車の車種、色までわかるようになっているので(たまに前にナンバープレートついてない車もいますが)、自分で呼んだ車かどうかが判別しやすく楽です。

ただ、荷物積もうとしたときに積めないようなこともあるので(ドライバーによって差があります)、荷物が多いときは大きめの車を呼んだほうが無難です(サイズとして3名で大きめのスーツケース持っている場合ですとXLサイズをおすすめします)。

ちなみに、Lyft使っている人から聞いた話では、Lyftの方が少し安い、ということでした。

なお、ラスベガスの空港とホテル間でUBERで時間は15分程度でだいたい3,000円~4,000円くらいでした。ロスでは空港からAlteryx本社でUBERを使って、時間は約1時間でだいたい25,000円くらいでした(これはめちゃくちゃニッチな情報ですかね・・・)。

 

スマホのアプリ

アプリのインストールが海外だとうまくできなかったので、要注意です。理由はわかりませんが、レンタルのグローバルWiFi経由ではできなかったのは事実です(現地SIMならできるるのかもしれません)。少なくとも、使いそうなアプリは日本でインストールしておきましょう(UBERとかPayPalアプリとか)。 

 

水がびっくりするくらい高いです。たぶんスーパーならもう少しやすいのですが、ラスベガス、ハワイ含めてほぼ$5以上していました。まぁ、日本より少し大きくて600mlくらいは入っているのですが、そんなのはあんまり関係ありません。カンファレンス会場でもらえる無料の水で結構しのぎました・・・。地元のスーパー的なところに行けばもう少し安かったりするようですが、日本みたいに100円とかで買えるわけではないようです。

 

アメリカの食事について

物価が高いです。フードコート的なところでも$20くらいは平気でします。しかも日本円が円安ときたもので、、、結構物価の高さ&円安ダブルパンチは厳しいです。

そして、量が多いです!たとえば、このハワイの昼食。普通サイズでこれです(一応小さいサイズも選べます。その場合は半分です)。サイズ的には、サブウェイの大きいサイズと同じ感じですが、肉とチーズががっつり、というのがなかなかボリューミーな感じです。

さらにセットのポテトでどーーーん!

 正直少し舐めてました。こんなに食えねーよ、という感想です。思わず同行している方に配っちゃいました。

とにかくなんでもでかいです。飲み物はデフォルトでLサイズです(Mで頼んでも日本のLサイズが出てきます)。ホテルで缶ビール買おうとすると360mlなんか売ってません。

まぁ、味はジャンキーというか、うまいんですが、、、どう見てもカロリー高いです。これ食ってるからみんな体でかいんですね、と改めて納得しました(これがデフォルトなら、日本のラーメンすらヘルシーというのも分からないでもないです)。

 

フードコートの支払いなど

フードコートでクレジットカードで支払うときはどうするのか?チップとかどうなの?という疑問をお持ちの方も多いかと思います。フードコートもクレジットカード普通に使えます。チップは、支払うときにクレジットカードを支払いの機械に刺すのですが(これは日本でも同じですよね)、そこで液晶画面で3つくらいから選ぶようなところが多かったです(タクシーとかも含めてだいたいそんな感じのようです)。提案されているチップの額が最初から高めのものしかなかったりと、なかなか色々でした。

 

割り勘

割り勘で食事した場合、現金をしっかりもっておかないといけません。もしくは、結構同行していた人はPayPayを使って個人間支払いでなんとかしていました。PayPalも個人間支払い可能なので、そういうのものを使うと現金のやり取りなくて楽かもしれないです。

 

ラスベガス

今回、ラスベガスのストリップ通りのホテルまわりしか行動していないので、それ以外の地区はよくわからないのですが、ストリップ通り自体は治安的には安全そうな感じがしました。ただ、浮浪者っぽい人たちがやはり通り沿いにいたりするので、注意することに越したことはなさそうです。ただ、そこそこ夜遅くても通りには人がいたりするので(深夜12時くらいなら全然人いました)、人がいればまぁ安心かな、と思いました。

いずれにしても不慣れな土地は気をつけましょう!

ちなみに、今回の行動範囲は以下のような感じでした(OpenStreetMapの地図を使っています)。

地図上だと近そうに見えて、結構距離ありますね・・・。ちなみに、今回はダウンタウンなどに行く暇もありませんでした・・・。

 

カジノ

もちろんカジノは初体験ですが、スロットなどは直接現金を入れるところがあり、入れればすぐにスロットができます。あっという間にお金が消えていくので要注意です。ちなみに、途中で払い戻しすると、残金が書かれたレシートみたいなのが出てくるようになっていて、他のスロット台などにそのレシートを入れると残りのお金で遊べるようになっています。現金化もそのレシートを持っていくようです。

ちなみに、どこのホテルにもカジノはあります(歩くときの通り道に使ってました・・・)。

 

おみやげ

ラスベガスはおみやげがまともなものがなかったです。特に空港・・・。ホノルルの方がお土産買うのに向いてますね・・・。とりあえず困ったらポーカーチップ型のチョコレートが一番お手軽でしょうか・・・。

 

観光

観光はほとんどできてないのですが、ラスベガスの観光といえば、

  • グランドキャニオン訪問
  • 銃体験
  • シルク・ドゥ・ソレイユ観劇
  • 各ホテルめぐり

などでしょうか。

ベラージオの噴水はなかなか見応えありました。

 

帰り

帰りはロサンゼルスからホノルル経由で成田空港です。フライトが7時だったので、朝3時に起きてホテルを4時すぎに出ました。UBERのドライバーがえらく道に迷っていたみたいで、GPSを見ているとグルグルしていてなかなか迎えに来なかったのに時間がかかりました・・・。朝早い(まだ暗かったです)ので、道は空いていて、乗ってしまえばさくっと空港に到着です。朝早いとUBERの数も少ないので、時間には余裕を持っておいた方が無難です。

ところで帰りについてはチェックインの手続きなどで非常に苦労しました。まず、ハワイアン航空でチェックインの仕方が分からず右往左往していました。チェックイン機でなぜかできなくて、カウンターに持っていつまたらさくっとできたのですが、理由はよくわかっていないのですが、席とかが決まっていなかったからなのでしょうか・・・。

結構早めに到着していたので、空港内のお土産屋さんをぶらぶらしていたのですが、搭乗が近づいてきてよくよくチケットを見ると座席が「STB」になっています。これ調べてみると「スタンバイ」の略で、つまり席が用意できていない、ということらしく、焦ってカウンターに駆け込みました。最終的にはチケット受け取ることができました(なぜか少しだけ広い席になっていました・・・これはラッキーですね)。

ちなみに、ホノルルから成田のチケットもロスで受け取っていたのですが、このチケットもSTBになっていたので結構ドキドキしていました。

ホノルルでのトランジットは2時間程度でしたが、チケットがSTBだったり、乗り場すらわからない状態だったので結構迷いました(掲示すらまともにされていない)。そもそも、ホノルル空港の第二ターミナルは係員がほとんどいなくて聞くに聞けないといった状況で困りました(結局、歩き回ってハワイアン航空のラウンジで聞いたらすぐにゲートを教えてもらえました)。てっきり出国とかあるのでなにかあるのかと思っていたのですが、ホノルルについてそのまま日本行きの飛行機になにもなく乗れる、といった感じでした。そもそもターミナルの移動すら必要なかったので乗り継ぎの表示が出ていない、ということだったのかもしれません。

 

 

まとめ

  • やはり直行便が楽なのか?(トランジットは罠がいっぱい。とにかく係員に聞きましょう)。と言っても直行できないところはしょうがない。
  • 飛行機の中寒いです。とくに国際線。防寒対策必須です。
  • 飛行機のチケットはよく確認しましょう!(STBになっていないかどうか)
  • アメリカは本気で物価が高い!
  • 水が5ドル前後するのがキツイですね。カンファレンスで無料で入手できたのでなるべくその日の夜用の水は確保してました。
  • 日本で両替するなら3万円くらいあればなんとかなりそうです。もちろんカード中心に使うことになりますが。
  • 移動はUBERLyftが便利で安い。タクシーの半額近い感じでしょうか?ただ、わけわからないドライバーもいて、なぜか去っていく人や、イベント後は混んでてなかなか捕まらなかったりすることもあり。いずれにしても時間に余裕を持って行動しましょう。白タクや変なタクシーも多いので気をつけましょう(カード使えないタクシーとかもありました)。まぁ、タクシーはホテルや空港であればすぐに捕まるという利点はありますよね。あと、UBERは行き先伝えなくてもアプリで先にわかってるので、英語力なくてもなんとかなるところは素晴らしいですね!
  • トランジットで迷ったら係員に話を聞きましょう

 

written by Akimasa Kajitani

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