【ThoughtSpot】アップデート情報(2026/4 - 26.4.0.cl)

目次

ThoughtSpotのアップデート情報をご紹介します(2026年4月 26.4.0.cl)

 

ThoughtSpot 26.3.0.clのアップデート情報をご紹介します。2026年2月のアップデートからバージョン番号の付け方が代わり、頭の数字は西暦の下2桁、次の数字は月を示すようになりました。

なお、このページは随時アップデートされる可能性がありますのでご了承ください。

 

今回のリリースで、一通りSpotterエージェントが勢揃いとなります。

 

GA(正式リリース)になった機能

  • ライブボードと回答のAI自動翻訳(AI auto-translation for Liveboards and Answers)
  • Spotterのコネクタ権限(Spotter connector permissions)
  • 接続の無効化(Deactivate a Connection)
  • 変数(Variables)
  • 数式変数(Formula variables)
  • Eメールからロゴを削除する(Support removal of logo from emails)
  • モデルにおけるディメンションおよびファクトテーブルのエイリアス設定(Aliasing dimension and fact tables in Models)
  • モデル間のパラメータリンク(Link parameters across Models)
  • サジェスト設定カラム(Suggestion settings column)
  • 巨大なテーブルのインデックス作成スキップ(Skip indexing large tables)
  • dbt MetricFlowのサポート(dbt MetricFlow support)
  • 行レベルセキュリティ変数 TS_WILDCARD の強化(Row-level security variable TS_WILDCARD enhancement)
  • リストページからコレクションにオブジェクトを追加する(Add object to Collections from list pages)

 

ライブボードと回答のAI自動翻訳(AI auto-translation for Liveboards and Answers)

ライブボードや回答のテキストをAIによる自動翻訳ができるようになりました。この機能を利用する時は管理者がインスタンスレベルでAI自動翻訳を有効にする必要があります。

実際に翻訳されるレベル感は要調査です。

 

Spotterのコネクタ権限(Spotter connector permissions)

Spotterは、会話内でSlackやConfluenceなどの統合ツールを使用する前に許可を求め、実行するアクションと使用するツールを具体的に指定します。一度だけ許可する、現在の会話で許可する、または拒否する、のいずれかを選択できます。これにより、Spotterの動作を完全に制御できます。

これは権限が追加された、というわけではなく、Spotterとの会話時に各種Spotterコネクタ(MCPサーバー)を使用する際に許可を求めるようになる、ということです。一度だけ許可、現在の会話で許可・拒否の三段階から選択可能です。

 

接続の無効化(Deactivate a Connection)

「接続」を無効化することができるようになりました。3点メニューから「非アクティブ化」を選択できます。

すると、以下のような確認画面が出てきます。

 

「非アクティブ化」すると、しっかりと画面上でも確認できます。

 

 

実際に検索しようとすると、ちゃんとエラーになっていますね。

 

再度使えるようにするには3点メニューからアクティブ化を選択します。

 

変数(Variables)

変数がGAになりました。

変数は管理者メニューの「全ての組織」から設定が可能です。

 

新規追加すると以下のような画面になります。

 

 

変数はOrgごとに設定が可能です。

 

マッピングが可能なので、Aという組織では1、Bという組織では2といったように設定が可能です。

 

数式変数(Formula variables)

数式変数がGAになりました。

 

Eメールからロゴを削除する(Support removal of logo from emails)

ThoughtSpotからの通知メールに入っているヘッダーロゴを非表示にできるようになりました。以前は別の画像に差し替えて対応が必要でしたが、今後は不要です。

 

モデルにおけるディメンションおよびファクトテーブルのエイリアス設定(Aliasing dimension and fact tables in Models)

一つのテーブルを別名を付けて使い回すことが一部できていましたが、その適用範囲が広がりました。例えば、「日付テーブル」を「注文日」「出荷日」として使い分けることができていました。いわゆるロールプレイングディメンションです。

今回のアップデートで、プライマリのファクトテーブル(数値テーブル)と、キャズムトラップを使用したモデルでもテーブルエイリアスができるようになります。

 

モデル間のパラメータリンク(Link parameters across Models)

異なるモデル間でパラメータをリンクできるようになりました。

 

候補表示設定カラム(Suggestion settings column)

候補表示設定のカラムがモデルに追加されています。この設定を変えることで、入力候補や列のナレッジカードに表示されるデータを細かく制御できます

 

以下3つから選択可能です。

  • 提案を表示しない(Don't Show Suggestions)
  • テーブル設定を継承(Inherit Table Setting)
  • セキュアな提案(Secure Suggenstions)

セキュアな提案にすると、RLSでユーザーがアクセスできないデータへの参照は入力候補として出てこなくなります(RLSを使う時はこの設定をオンにした方が良いかもしれないですね)。

詳細はこちら

 

巨大なテーブルのインデックス作成スキップ(Skip indexing large tables)

データ量が大きいテーブルではインデックスの作成でDWH側に負荷(コスト)がかかっていましたが、指定行数以上のテーブルのインデックスをオフにすることができるようになりました。

以下の設定から選択可能です。

  • 100M行以上(1億行以上)
  • 250M行以上(2億5000万以上)
  • 1B行以上(10億行以上)

dbt MetricFlowのサポート(dbt MetricFlow support)

dbt MetricFlowのサポートを開始しました。dbtから数式、メジャー、ディメンション、メトリックなどのセマンティック定義をインポートできるようになりました。

現時点では詳細は不明です(詳細なドキュメントを待ちましょう)。

 

行レベルセキュリティ変数 TS_WILDCARD の強化(Row-level security variable TS_WILDCARD enhancement)

行レベルセキュリティで、データへのアクセスを許可する変数TS_WILDCARD_ALLと、アクセスを拒否する変数TS_WILDCARD_NONEを設定できるようになりました。以前は、ThoughtSpotはTS_WILDCARD_ALLのみをサポートしており、アクセスを制御するには変数を値または値のリストとして設定する必要がありました。

詳細確認できていないので、詳細なドキュメントを待ちたいと思います。

 

リストページからコレクションにオブジェクトを追加する(Add object to Collections from list pages)

ナビゲーションのライブラリにある「検索結果」を開き、コレクションに追加したい回答にチェックを入れると「コレクションに追加する」ボタンが出てくるようになりました。ここからコレクションに追加できます。

 

 

ベータ機能

ベータ機能はサポートに連絡して個別にオンにしてもらう必要があります。

  • SpotterModel
  • カラムプロパティの同期(Column property sync)
  • 非等価結合のモデリングサポートNon-equi join modeling support)
  • 集計認識モデル切り替え(Aggregate-aware Model switching)

 

SpotterModel

とうとうSpotterの最後のエージェントが姿を表しました。個人的にはかなり期待していたModel自動作成エージェントです。ベータでまだ使えていないので詳細分かり次第ご紹介します。

 

カラムプロパティの同期(Column property sync)

DWH側に設定されているプロパティを同期する機能です。これは、DWH側で一元的にモデルの管理ができるのに一歩近づいた、ということでしょうか。どこまでSYNCできるか、はまだわかっていないので、判明したらお知らせします。

 

非等価結合のモデリングサポートNon-equi join modeling support)

テーブル同士を結合する時は、基本的にキー項目が一致する、というのが基本ですが、それ以外の条件で結合できるのが「非等価結合」です。BIツールでこれができるものは、、、少なくともセルフサービス系では存在しないのではないかと思います。

今まではTMLの編集でできていたのですが、今回UIでできるようになった、ということになります。

 

集計認識モデル切り替え(Aggregate-aware Model switching)

集計したテーブルを使うモデルと、明細モデルを自動的に切り替えてクエリを発行する機能です。

 

アーリーアクセス機能

  • SpotterViz
  • ライブボードエクスポートでのピボットテーブル対応(Pivot tables in Liveboard exports)
  • 回答レベルのセット(Answer-level Sets)
  • 中央集中型フィルターウィンドウ(Centralized filter window)
  • ローリング日付フィルター:過去期間と現在の期間(Rolling date filters: last period and this period)

 

SpotterViz

Spotter Vizがアーリーアクセスになりました。Spotter Vizは、ライブボードを生成するエージェントです。Spotter Vizの記事は長くなりそうなので別途ご紹介します。

 

ライブボードエクスポートでのピボットテーブル対応(Pivot tables in Liveboard exports)

ライブボードでピボットテーブルをダウンロードする際、ピボットテーブルとしての構造を保持したままXLSX形式で保存できるようになりました。

回答(Answers)ではこの機能は働かないので気をつけてください。

 

回答レベルのセット(Answer-level Sets)

今までは、「検索」時にセットを作ると、モデルに紐づいていましたが、計算式などと同様に検索を保存した「回答」にセットが紐づくようになります。これで他の人が作ったセットが全員に見える、ということがなくなります。

 

中央集中型フィルターウィンドウ(Centralized filter window)

これはSpotMapウェビナーでも紹介されていましたが、ライブボードの複数のフィルターを一つのウィンドウでまとめて変更することができるようになりました。一気にフィルターを設定できるため、毎回データの読み込みが発生せず快適に操作できるようになります。

 

ローリング日付フィルター:過去期間と現在の期間(Rolling date filters: last period and this period)

日付フィルターでローリングを指定する際、現在の期間を含めることができるようになりました。

例えば過去2ヶ月としたときに、今4月なら2月、3月が含まれますが、今月を含むようにすると、4月も含まれます。

 

※2026.03.24時点(ThoughtSpot ver 26.4.cl-42)の情報です

 

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