【新機能紹介】Alteryx Designer 2026.3

新機能紹介シリーズ Alteryx Designer 2026.3

Alteryx ACEのAkimasaKajitaniです。2026年10月14日(アメリカ時間)にAlteryxDesignerの2026.3バージョンがリリースされました。

なお、2026.1以降でDesignerのインストール方法が変更となっています。Alteryx One appというDesktopアプリのインストールが必要になりますのでご注意ください。

今回の目玉は、デザイナーモダンビューです。

デザイナーモダンビューとは?

 

デザイナーモダンビューは、Designer Cloudのインターフェースをデスクトップ版に移植したもの、と考えてよいかと思います。この一貫性のあるインターフェースの統一化により、よりCloud版とデスクトップ版をシームレスに利用しやすくなります。

切り替え方法は?

切り替えは、Designerの右上にあるトグルスイッチから簡単にできるようになっています。

何ができませんか?

まだモダンビューはアーリーアクセス版のため、様々な制限があります。例えば、以下のような場面では元のクラシックビューに戻す必要があります。

  • インターフェースデザイナーを使う場面
  • ライセンス、ワークフロー比較、ワークフローのロック、依存関係の管理、InDB接続、など。
  • モダンビューがサポートしていないファイル形式など

 

Tidy

ワークフローの見た目のオプションとして、「Tidy」が新たに選択できるようになっています。これは、自動的にツールを整理し、よりすっきりとした階層構造のレイアウトにしてくれるものです。

実際、以下の矢印のボタンが「Tidy」です。

これをクリックすると、以下のようなウィンドウが表示されます。

ここで選択できるのは、各ツール間の距離で、Compact、Normal、Looseの順にツール間の距離があきます。

例えば、元のワークフローが以下の通りだとします。

Compactだと以下のようになります。

以下はNormal。

Looseだと以下のようになります。

私のワークフローはCompact以上にコンパクトに作ってしまうので、ちょっと主義と合わないと感じてしまいます(すみません完全にこれは個人的な話です)。

バージョンアップ内容一覧

  • 重要な変更
    • デザイナーモダンビュー
  • 新機能
    • DesignerでAlteryxOneマクロを使用する
    • Rツールとインテリジェンススイートインストーラーの改善
    • 合理化されたデザイナー向けローンチ体験
  • AMP関連
    • AMPのパフォーマンス改善
    • バッチマクロ並列実行
  • その他
    • レガシーXLSサポート

 

バージョンアップ詳細

 

DesignerでAllteryx Oneマクロを使用する

Alteryx Oneプラットフォームに保存されているマクロをDesignerに挿入できるようになりました。例えば、キャンバスの右クリックメニューをクリックすると、マクロを挿入できますが、ここに「Browse in Alteryx One」というメニューを選択できるようになりました。

これを選択すると、以下のようにAlteryx Oneプラットフォームにあるマクロが一覧表示されます。

これを選択すれば、実際にDesignerにマクロが挿入されます。

Rツールとインテリジェンススイートインストーラーの改善

Predictive ToolsとAlteryx Intelligence Suiteのインストーラーが改善され、互換性のあるバージョン以外をインストールしようとすると警告が出るようになりました。

合理化されたデザイナー向けローンチ体験

Alteryx Oneアプリにサインインすれば、別途アクティべーションを行う必要がなくなりました。

AMPのパフォーマンス改善

以下の時のパフォーマンスが改善されました。

  • 巨大なデータセットを特定のフィールドで結合するとき
  • 順序付けられた入力を処理する各ツール。ユニオン、フィールド付加、検索置換、空間マッチ、コントロールコンテナ
    • 大規模なデータセットを扱う場合、AMPは入力データの順序に従って上流ブランチの優先順位を決定し、レコードのバッファリング(ディスクへのデータ転送)を削減します

 

バッチマクロの並列実行(AMP)

バッチマクロに新しいオプションが追加され、並列実行ができるようになりました。バッチマクロは繰り返しマクロと違い、実行する順番を問いません、そのため、このパラレルバッチマクロ実行機能を使うことで、AMPエンジンで高速にバッチマクロが実行できるようになりました。

このオプションは、インターフェースデザイナーで指定します。デフォルト値は1ですが、以下のように10などに設定ができます。

実際にこれを試してみましたが、AMPエンジンで1分10秒かかっていたワークフローが、50に設定するとわずか20.5秒で完了するようになりました。これは効果ありですね!

レガシーXLSサポート

本バージョンより、32ビットコンポーネントがすべて削除されています。引き続きXLSファイルを読み込みたい場合は、Microsoft.ACE.OLEDB(64ビット版のMicrosoft Accessデータベースエンジン(ACE)ドライバー)をインストールしてください。いずれにしても、XLS形式のファイルは、将来的に削除される予定です。

※2026/10/16時点の情報です

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